
・これから読書を始めたいからオススメの本があれば知りたい。
・メモの魔力ってどんな本?
こんな疑問にお答えします。
結論、「メモの魔力」はこれから読書を始めたい人にオススメの良書です。
僕が「メモの魔力」を、読書初心者にオススメする理由は以下の通り。
- 分りやすくてスラスラ読める
- 一生を変えるきっかけを得られる
これから読書を始める人には分りやすいことが重要で、まずは読書の楽しさを感じてもらいたい。
なので、書評記事の一発目に「メモの魔力」を選びました。

これから読書を始める人にぜひ読んでもらいたい本です。
本記事を読み終えれば、「メモの魔力」の思考がわかり世の中の見方が変わりますよ。
それでは「メモの魔力」の魅力を解説していきます。
メモの魔力の概要と感想
まずは「メモの魔力」の概要から。
- タイトル
- メモの魔力
- 著者
- 前田裕二
- 発行年
- 2018年12月25日 第1刷発行
「メモの魔力」は一言でいうと、アウトプット本です。
ただ本を読んだだけで、知識だけ得ても何も変わりませんが、「メモの魔力」に書かれていることを実践すれば一生が変わると期待せざるを得ません。
メモって聞くと、大切なことを忘れないためにメモするというイメージがありますよね。
しかし「メモの魔力」のメモは、まったく別物で良い意味で期待を裏切る良書です。
そして、「メモの魔力」は一生を変えるきっかけを与えてくれます。
なので、最初にこの本を読んでアウトプットの意識を持てば、次からの読書が段違いで身になるはずです。
そして、スラスラ読めて頭の中に内容がすぅーっと入ってくるので、読書を始めたばかりの人でも読みやすいと思います。

内容が分りにくいと読む気なくなるので、読みやすさは大切ですね。
「メモの魔力」から得られること
「メモの魔力」を読んで得られることは以下の通り。
「メモの魔力」から得られること
- メモの本質
- 「ファクト→抽象化→転用」という思考
もちろん他にも得られることはありますが、僕は上記の2点が大切だと思ったので抜粋しました。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
メモの本質
結論、メモの本質とは「メモをとるぞ!」という意識、云わば姿勢です。
メモをとる意識があると、人の話や見るもの全てへのアンテナの感度が上がります。
例えば、街中の広告を見て「なぜこのフレーズなのか」考えるようになりますし、話が上手い人の共通点なども分かるようになってきます。
何でもいいからメモを取る意識で生活していると、普段スルーしていたことも「気づき」として捉えれるようになってきます。
全ては「メモをとるぞ!」という姿勢なわけです。

メモをとる内容やノウハウより、メモをとるという姿勢こそ「メモの魔力」なわけです。
「ファクト→抽象化→転用」という思考
僕がメモの魔力を読んで1番おもしろかったのが、「ファクト→抽象化→転用」という考え方です。
それぞれの言葉の意味は以下のように理解してください。
- ファクト
- 事実・気づき
- 抽象化
- 物事の本質
- 転用
- 自分の行動
これだけだとイメージしにくいと思うので、具体例を交えて説明します。
- ファクト(事実、気づき)
- ○○さんの話は分りやすい。
- 抽象化(物事の本質)
- そうしたら、○○さんの話が分りやすかった理由を考えていきます。
・具体例が多く分りやすかった。
etc,
となると本質は、○○さんだから分りやすいのではなく、「具体例を交えた話が分りやすい」という本質が見えてきます。 - 転用(自分の行動)
- 転用では自分の目指す行動を考えていきましょう。
誰かに説明をするときは、具体例を挙げながら説明する。
一般的には、ファクト(事実)のみメモすることが多いです。
しかし、それだけでは人生は変わりません。自分の行動を変えて初めて人生が変わっていきます。
「ファクト→抽象化→転用」のフレームワークを使えば、自分のするべき行動が見えてくるので、後は行動するだけです。

行動に移して人生変えましょう。
「メモの魔力」を読んだ後に実践すること
「メモの魔力」を読んだ後、僕がとった行動は以下の通りです。
- 心が上がるような文具を揃える
- とにかくメモをとる
- 抽象化をして本質を見抜く力を養う
それぞれ見ていきましょう。
心が上がるような文具を揃える
「メモの魔力」を読んですぐに、持っているだけで心が上がるような文具を揃えました。
なぜなら、「メモをとる」という行為を継続しやすくするためです。
カバンからメモ帳を取り出すとき、良いメモ帳だとテンション上がります。
加えて、価格の高いメモ帳だと使わないともったいないという心理にもなり、メモするようになります。
なので、良い文具を揃えることは費用対効果が高いです。
ちなみに僕は、「モレスキンノート」を使用しています。前田裕二さんが使用しているものと同じノートにしました。

かっこよくて大人のノートって感じです。
とにかくメモをとる
常にメモ帳を持ち歩き、なんでもいいのでメモをとるようにしています。
メモの魔力でも語られていますが、メモをとる本質は「メモをとる」という姿勢だからです。
何事にもアンテナを張っていると観察力がつきますし、抽象化することで洞察力もつきます。
- 観察力
- 細かな物事に気づく力
- 洞察力
- 物事の本質を見抜く力
物を買ったとき、楽しかったとき、まずはなんでもいいのでメモをとりましょう。

世界を違った視点で見れるようになってきますよ。
僕は物を買ったときは、必ずメモするようにしています。
なぜその商品を選んだのか、価格なのか、機能性なのか、見た目なのか。思考を研ぎ澄ましていると、人間が何に影響されてモノを買うのか分かるようになります。

まさにメモの魔力ですね。
抽象化をして本質を見抜く力を養う
僕は普段から抽象化をする癖をつけました。
抽象化ってあまり聞き慣れない言葉ですが、普段からみんなが多用しており、コミュニケーションやマーケティングなど色々な場面で使われている思考法です。
そして僕たちは抽象的な世界で生きています。
例えば、普段の会話でも多くの抽象化が行われています。
- 部屋の掃除しておいて!
- お腹すいたから食べ物ない?
- ごめん。その日は用事ある。
「掃除」「食べ物」「用事」すべて抽象化された言葉です。
「食べ物」→「お菓子」→「ポテトチップス」→「うすしおポテトチップス」というように、具体化できるものは全て抽象化されています。
このように、この世の中は抽象的な世界といっていいです。
具体⇔抽象をトレーニングすると、思考力が飛躍的にアップするので、普段から抽象化する癖をつけています。

IQが高い人は抽象化能力も高いですよ。
「メモの魔力」で印象に残ったフレーズ
僕が「メモの魔力」で印象に残ったフレーズは流れ星の話です。
「流れ星に願い事をいうと叶う」という話聞いたことありますよね。
あれって、流れ星に願い事を言えたから叶うではないのですよ。
「その一瞬の間に願い事を言えるくらい夢を常に想っていると願いは叶う」という本質が隠れています。
この話を見たとき、すごく納得いきました。そしてとても印象に残っている大好きなフレーズです。

確かに、一瞬の間に夢を言える人ってなかなかいないですよね。
本質を見抜く力の大切さがわかるとても良い話です。
まとめ:メモの魔力はアウトプットの本
今回は書籍「メモの魔力」について紹介しました。
「メモの魔力」から得られること
- メモの本質
- 「ファクト→抽象化→転用」という思考
メモの魔力は本当に読みやすいので、ビジネス本の第一歩としてオススメです。
そしてメモから一生を変えてみせましょう。
それではまたっ!
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