キャンプ用レザーグローブは、手入れを怠ると劣化や破損そしてカビの原因になります。
正しく手入れをすれば、グローブの寿命を延ばし長く愛用することができますが、
- そもそもキャンプグローブって手入れ必要なの?
- レザーグローブの手入れの方法が分からない。
- カビを発生させないには、どうしたらいい?
と感じている人も多いです。
そこで本記事では、キャンプグローブの手入れの必要性や、手入れの方法、必要なアイテム、グローブをカビさせない保管方法を紹介していきます。
ぜひ、キャンプグローブの手入れのポイントを押さえて、快適なアウトドアライフを送ってください。
キャンプ用レザーグローブの手入れについて知ろう!
キャンプ用レザーグローブは、定期的に手入れすることをおすすめします。
ではなぜ手入れが必要なのか紹介していきます。
レザーグローブの手入れの必要性とは?
レザーグローブは高い防水性や耐久性が特徴ですが、手入れを行わないと徐々に失われていくため、定期的に手入れすることが大切です。
レザー素材は乾燥しやすくカサカサになりやすいため、手入れを怠るとひび割れや破れの原因にもなります。
また長時間使用すると手汗や汚れが付着し、それらが蓄積されることで劣化が進みます。
長く使うためにもレザーグローブの手入れは必要です。
手入れを怠るとどんな問題が起こるのか?
レザーグローブの手入れを怠ると、様々な問題が生じて劣化の原因になります。
例えば、汚れが付着しているとレザーに含まれる油分が失われるため、柔軟性が低下したり手触りが悪くなります。
また、長時間使用していると汗や皮脂が蓄積されるため、雑菌の繁殖を招くことがあります。
そのため、手入れを怠ると、グローブ内部にカビや嫌な臭いが発生することも。
常にキレイな状態を保つことが大切ですね。
手入れのタイミングと頻度
レザーグローブの手入れは、キャンプで使用するたびに行うのが望ましいです。
汚れや埃はカビの原因にもなるので、できるだけ早く取り除くのが吉。
また頻度については、使用頻度や使用環境によって異なりますが、1ヶ月に1回程度の手入れをおすすめします。
長く使うためにも、こまめに手入れしましょう。
レザーグローブの水洗いはおすすめしない
僕がレザーグローブの水洗いをおすすめしない理由は以下の2点。
- 革が劣化する
- ゴワゴワになる
①:革が劣化する
革グローブの水洗いは、劣化の原因になります。
革素材は水に弱いため、水に浸すことで革に含まれる油分や成分が流れ出し、劣化を招くことがあります。
そのため、水洗いは避け、汚れが目立つ場合には専用の革用クリーナーやブラシを使用して、汚れを落とすようにしましょう。
②:ゴワゴワになる
水洗いを行うと革の表面が、ゴワゴワとした感触になることがあります。
これは、革が水分を吸収して乾燥するときに、縮んだり硬くなったりするためです。
また、水洗いによって色落ちしてしまうこともあるため、革の色合いを維持したい場合にも水洗いは避けるべきです。
キャンプ用レザーグローブの手入れ方法
レザーグローブのお手入れ方法は以下の4STEP。
- 馬毛ブラシで汚れを落とす
- レザー用オイルを塗る
- 乾いた布で全体になじませる
- 日陰に干す
①:馬毛ブラシで汚れを落とす
馬毛ブラシを使って優しくこすり、表面の汚れを取り除きます。
レザーグローブを手入れする際は、馬毛ブラシを使用するようにしましょう。
馬毛ブラシは革素材に優しく汚れを落とせるため、レザーグローブに適しています。
②:レザー用オイルを塗る
次にレザー用のオイルを使用して、革手袋に塗り込んでいきます。
レザー用オイルは革素材に潤いを与えてくれるため、柔軟性や弾力性を保つうえで必要です。
革が乾燥している場合には、オイルを多めに使用すると良いでしょう。
③:乾いた布で全体になじませる
オイルを塗り込んだ後は乾いた布を使用して、全体になじませるように拭き取ります。
オイルをなじませることで、革素材に必要な油分が均一に行き渡り、仕上がりが良くなります。
また、余分なオイルを拭き取ることで、ベタつきを防ぐことができます。
④:日陰に干す
最後に、レザーグローブを日陰に干しましょう。
直射日光に当てると、革素材が劣化してしまう恐れがあるため、必ず日陰で乾燥させるようにしましょう。
また、乾燥が完了したら馬毛ブラシで革表面を軽くこすると、より美しい仕上がりになります。
手入れ後では革が保湿されて蘇りました。見た目もかっこよくなりますね。
キャンプグローブの手入れに必要なアイテム
キャンプグローブを手入れするには、以下のアイテムが必要です。
- 馬毛ブラシ
- ミンクオイル
- 布
これらを用意しておくと、手入れがスムーズに行えます。
馬毛ブラシ
レザーグローブの手入れには、馬毛ブラシが必要です。
馬毛ブラシは、革素材に優しく汚れを落とすことができるため、レザーグローブの手入れに適しています。
僕のおすすめは「コロンブス ジャーマンブラシ4」です。コンパクトで作業がやりやすいです。
ミンクオイル
次に必要なのが、レザーグローブ用のミンクオイルです。
ミンクオイルは、革素材に潤いを与えて柔軟性や弾力性を保つ効果があります。
また、革素材の劣化を防いで長持ちさせることができるので、必ず持っておきたいアイテムです。
僕の愛用品は「Grip Swanyのミンクオイル」です。Grip Swanyのグローブを使っている人は、同じブランドで揃えた方が安心できます。
布
最後に必要なのが布です。
手入れを行う際には、乾いた布を使用して、革素材にミンクオイルをなじませたり、余分なオイルを拭き取る必要があります。
手入れに使用する布は、柔らかく繊維が細かいものが適していて、100均の物で全然OKです。
グローブをカビさせない保管方法
レザーグローブはカビが発生しやすいので、保管方法にも注意しましょう。
カビを発生させないためのポイントは2点。
- 使い終わったらグローブの埃を落とす
- 湿度の高い場所に保管しない
①:使い終わったらグローブの埃を落とす
カビを発生させないためには、グローブを保管する前に埃を落とすことが大切です。
グローブの表面についた埃や汚れが、カビの原因となることがあります。
なので馬毛ブラシで優しくブラッシングして汚れを落とし、清潔な状態で保管するように心がけましょう。
②:湿度の高い場所に保管しない
グローブは、湿度の高い場所や直射日光があたる場所には保管しないようにしましょう。
カビは湿度が高いところに発生しやすいです。また、直射日光があたると革素材が劣化することがあります。
保管する場所としては風通しの良い場所や、湿度が低く直射日光があたらないクローゼットやタンスなどが適しています。
ただし、クローゼットやタンスは湿気がこもりやすいので、除湿剤などを置いて対策しましょう。
キャンプグローブの手入れのQ&A
キャンプグローブを手入れするときに、よくある悩みをご紹介します。
まとめ:キャンプグローブの手入れを怠らず長く愛用しよう!
今回は、キャンプ用レザーグローブのお手入れの方法について紹介しました。
キャンプで頻繁に使うレザーグローブは、使い続けるうちに汚れや傷が付いてきたり、カビが発生してしまったりすることがあります。
そのため、手入れを定期的に行うことが大切です。手入れの頻度は、グローブを使用する度に行うようにするとよいでしょう。
手入れを怠らず、キャンプグローブを長く愛用しましょう。
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