- 初めてキャンプに行くけど不安だから、経験者の失敗談を聞きたい。
- 失敗への対策方法も合わせて知りたい。
- 逆に成功談も知って初キャンプの参考にしたい。
このような悩みにお答えします。
初めてのキャンプは分からないことだらけで不安になりますよね。
はっきり言って、始めは誰しも失敗を経験すると思います。でも、失敗は悪いことではなく成長できる良いチャンスです。
とは言っても、初キャンプはなるべく失敗を減らして楽しい思い出を作りたいのも事実。
そこで今回は、ファミリーキャンプでの僕の失敗談を紹介します。
この記事を読むことで、初キャンプでの失敗を減らせるため、楽しいキャンプライフを過ごせますよ。
これからキャンプを始めたい人は、是非チェックしてみてください。
キャンプ初心者の失敗談9選!対策すれば問題なし
僕が初めてファミリーキャンプをしたときの失敗談は、以下の9つです。
ファミリーキャンプの失敗談9選
- キャンプサイトが狭くてテントの設営がやりにくい
- 遠くのキャンプ場で疲労2倍
- 洗い物を入れるカゴがなく炊事場まで何往復
- タワシがなくて焚き火台を洗うのに手こずる
- 火消し壺がなくて焚き火の後始末に困惑
- 強風でテントの中が砂だらけ
- 車のトランクを開けっぱなしでバッテリーがあがった
- チェックインが遅くなりゆっくりできない
- ファミリーキャンプでお風呂に行く余裕はない
それでは1つずつわかりやすく紹介していきます。
僕は用意周到な性格なのですが、それでもこれだけの失敗をしました。
①キャンプサイトが狭くてテントの設営がやりにくい
キャンプサイトが狭いとテントの設営が大変になります。
我が家の初キャンプはオート区画で100㎡のサイトだったので、大型のランドロックでも余裕だと思っていたのですが、実際は狭くて設営がとてもやりにくいと感じました。
ランドロックは縦625cm×横405cmなので、余裕で収まるサイズです。
それではなぜやり難かったのかと言うと、テントのポールを繋げていくと想像以上の長さになり、車に当たったりサイトからはみ出したりするからです。
区画とご自身のテントの大きさはチェックすると思うのですが、テントの大きさって立ち上がった後の大きさなので、設営時はそれよりもっと広さが必要になります。
ポールをつなげるとかなりの長さになるので、その辺りも考慮しとくと良いです。
したがって、余裕を持って広いサイトを選ぶと設営もスムーズにできるため、ストレスも感じませんよ。
②遠くのキャンプ場で疲労2倍
我が家の初キャンプは片道2時間かかる所でキャンプしたのですが、終わってから「近くのキャンプ場にしたら良かった」と激しく後悔しました。
なぜなら、単純に遠いことで疲労が2倍になるからです。
たとえば、移動に時間がかかるとその分早く出発しないといけないので朝が慌ただしくなりますし、帰りもその分遅くなるのでキャンプギアを片付けてたりしてると、ゆっくりする時間もとれません。
初キャンプは何をするにも時間がかかって慌ただしくなるので、ゆっくりする時間が取れないのは辛いです。
したがって、キャンプ初心者は時間の使い方がとても大切になります。なので、初キャンプは近場にして時間に余裕をもって行動するのがおすすめです。
③洗い物を入れるカゴがなく炊事場まで何往復
ご飯が終った後の洗い物のときに、カゴみたいな物を何も準備していなかったため、手で洗い物を炊事場まで運びました。
その結果、炊事場まで何往復もするはめに。
ファミリーキャンプだと洗い物の量も増えるため、洗い物を入れて運べるカゴが必須だと痛感しました。
キャンプの持ち物リストで検索しても、カゴが必要と書いているWebサイトはほぼないので、初キャンプの人はたいてい持って行かないと思います。
しかし、カゴがないと本当に面倒なので絶対に用意したほうがいいです。
④タワシがなくて焚き火台を洗うのに手こずる
キャンプといったら焚き火をすると思うのですが、焚き火台を洗うのにタワシを準備していなくて洗うのに手こずりました。
というか、タワシがないときれいに洗えないです。
焚き火台によって、洗う洗わないがあるので必須とは言えませんが、もし焚き火台を洗うのであればタワシを持参していきましょう。
僕は手で灰をおとしたので、手が真っ黒になりました。
⑤火消し壺がなくて焚き火の後始末に困惑
焚き火を一通り楽しんでいざ、寝ようとなったときに、「この熾火になった薪って放置でいいん?」ってなりました。
周りを見るとどこもしっかり片づけてある感じ。ネットで検索すると、「火の粉が飛んでテントに燃え移る可能性があるため、必ず消化させましょう!」とのこと。
熾火の状態だと炎が上がってないので一見安全そうに見えますが、そこはしっかりマナーを守って消すことにしました。
「消すにしても火消し壺ないけどどうする?」・・・またまたネットで検索。するとクッカーで代用できるみたいだったので、クッカーに入れて蓋をしたらすぐに火が消えたので一安心。
その夜は、「次から火消し壺絶対に要るな!」と夫婦で話し合って寝ました。
というように、焚き火の後始末を考えておかないと困惑してしまいます。
したがって、焚き火は後始末のことまでしっかり考えておき、火消し壺は準備するようにしましょう。
⑥強風でテントの中が砂だらけ
我が家の初キャンプは割と風が強い日でした。風が吹き荒れる中、疲れもありぐっすり寝れたのですが、朝起きてインナーテントから出ると衝撃の光景が。
コンテナボックスや、チェア、テーブルが砂だらけになっていたのです。まるで黄砂のような感じです。
そしてインナーテントの方を見ると、インナーテントにもびっしりと砂がついていました。
朝はゆっくりとコーヒーでも飲もうとしていたのですがそれどころではなく、砂を落とすのに1時間くらい掃除。
我が家のランドロックはスカートがついているのですが、冬に冷気を入らないようにするものだと思っていたので、スカートまでペグ打ちしていませんでした。
スカートもペグ打ちしていたらテント内で砂が舞うこともなかったでしょう。完全にミスです。
スカートがあるテントを所有しているなら、強風のときは絶対にスカートまでペグダウンしたほうがいいですよ。
⑦車のトランクを開けっぱなしでバッテリーがあがった
初キャンプで色々ありながらも無事終了して帰ろうとしたとき、車のエンジンがかからない。。そうです、バッテリーがあがりました。
キャンプ場に到着して設営するのに2~3時間かかったのですが、その間トランクを開けっぱなしにしていました。おそらくそれでバッテリーがあがったのでしょう。
バッテリーが古かったせいもあると思いますが、バッテリーがあがるのは想像もしていなかったので、僕と同じハメにならないように注意してくださいね。
対策は簡単で、キャンプサイトに到着したら荷物を全部車から降ろしてトランクは閉める!以上です。
意識さえしていればバッテリーがあがることはないと思います。
こういうこともあるんだなと、気を付けていただければ幸いです。
⑧チェックインが遅くなりゆっくりできない
チェックインは最速で行うのがオススメです。
なぜなら、初キャンプではテントの設営だけでもかなりの時間がかかってしまい、ゆっくりキャンプを楽しめないからです。
我が家は15時前に到着してしまい、設営が終わったらすぐに夕食の準備をしないといけなくなりました。ぶらっと散歩する時間も取れなかったです。
したがって、チェックインは最速で行い余裕をもって行動するとより一層キャンプを楽しめるでしょう。
お金を払ってでもアーリーチェックインする理由が分かりました。
⑨ファミリーキャンプでお風呂に行く余裕はない
初めてのファミリーキャンプでは、お風呂に行く余裕はないと思っていてよいです。
実際に、我が家も初キャンプではお風呂に行く時間はありませんでした。
チェックインが遅かったのもあると思いますが、初キャンプは時間との闘いになります。
なので、早め早めに行動して時間に余裕も持つと快適にキャンプを楽しめますよ。
初キャンプでの成功談5選!
失敗談とは逆に成功談もあったのでご紹介します。
初キャンプでの成功談5選
- ぐっすり寝れた
- ランタンは多めに準備して正解
- テント設営がスムーズにできた
- 虫対策を怠らなかった
- 鍛造ペグ30cmで強風でも安心
ぐっすり寝れた
外で寝れるか不安だったのですが、意外とぐっすり寝れました。
疲れてたせいもあると思いますが、やはり寝室はケチらずにお金をかけて良かったです。7歳と1歳の子どもたちも、一度も起きることなく熟睡してくれました。
気になる人は下記をチェックしてみてください。
ランタンは多めに準備して正解
我が家の初キャンプではランタンを6つ準備していったのですが、これが大正解でした。
先輩キャンパーの失敗談として、「ランタン2個で行ったら、うちだけ真っ暗やったわ!」と聞いていたので、多めに準備しました。
結果、夜になってもテントの中は暗く感じることもなく、快適に過ごせました。
特に小さいお子さんがいるファミリーキャンプでは人が散らばる場面も多いので、ランタンは多めに準備しておくと明かりに困ることなくキャンプを楽しめます。
ランタンがいくつ必要か疑問に思った人は、下記の記事を参考にしてみてください。
テント設営がスムーズにできた
我が家ではランドロックという2ルームテントを使用しているのですが、設営が僕一人でもスムーズに行えました。
なぜなら、設営の練習を2回ほど行ったのと、動画で予習しまくったからです。
動画の予習はキャンプに行く1週間くらい前から毎日見て、手順は完璧に覚えました。おかげで本番でも、スムーズにテント設営ができて、とても良い気分でキャンプを過ごせたのを覚えています。
キャンプ場で「あぁでもない、こうでもない」とやっていると一瞬で時間が経ってしまうので、予習は必須レベルでオススメします。
虫対策を怠らなかった
僕は大の虫嫌いなのですが、虫対策を怠らなかったおかげで虫に悩まされることもなくキャンプを楽しました。
僕が行った虫対策は以下の3つです。
- パワー森林香をたく
- 虫よけスプレーをする
- メインランタンを準備して、虫をそちらに誘導する
虫は誰しも不快に感じると思うので、しっかり対策してキャンプに臨むことをオススメします。
鍛造ペグ30cmで強風でも安心
僕の初キャンプは割と強風だったのですが、安心して過ごすことができました。
なぜなら、テント付属のペグから鍛造ペグ30cmに交換していたからです。
テント付属のペグはどのメーカーもしょぼくてはっきり言って使い物になりません。ほとんどキャンパーが交換を推奨しています。
ペグの長さで迷われる人も多いと思いますが、30cmあると安心感抜群です。
テントが飛んでいくと大惨事になるので、頑丈なペグに買い替えてからキャンプへいきましょう。
おすすめの鍛造ペグ3選を下記で紹介しているので、ペグの購入がまだの人はチェックしてみてください。
まとめ:どんどん失敗してキャンプレベルを上げよう!
今回は僕の初ファミリーキャンプでの失敗談を紹介しました。
ファミリーキャンプの失敗談9選
- キャンプサイトが狭くてテントの設営がやりにくい
- 遠くのキャンプ場で疲労2倍
- 洗い物を入れるカゴがなく炊事場まで何往復
- タワシがなくて焚き火台を洗うのに手こずる
- 火消し壺がなくて焚き火の後始末に困惑
- 強風でテントの中が砂だらけ
- 車のトランクを開けっぱなしでバッテリーがあがった
- チェックインが遅くなりゆっくりできない
- ファミリーキャンプでお風呂に行く余裕はない
これからキャンプを始める人は、「こんな失敗があるんだなぁ~」と頭に入れて対策してもらうと、僕と同じ失敗をすることなくキャンプデビューできます。
しかしながら、失敗は悪いことではなく成長できる良いチャンスなので、失敗を恐れずに気軽にキャンプへ行ってください。
そしてどんどん失敗して成長していきましょう。何よりも体験が大事ですからね。
良いキャンプライフをお過ごしください。
今回は以上です。それではまたっ。
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