- ファミリーキャンプ用に『サーカスtc big』を買おうか迷っている。
- ファミリーキャンプで使用している人の感想が知りたい。
- デメリットもちゃんと知りたい。
このような疑問にお答えします。
ファミリーキャンプに最適な2ルームテントは、設営が大変で思ったより時間がかかります。
特に子どもが小さいと目を離せないので、簡単に設営できるファミリーテントが欲しくなりますよね。
そこでおすすめなのが、「サーカスtc big」です。
本記事では5人家族の我が家が「サーカスtc big」を購入した理由や、実際にファミリーキャンプで使用した感想を紹介します。
最後まで読み終えると、僕がファミリーキャンプに「サーカスtc big」をおすすめする理由が分かりますよ。
サーカスtc bigを買おうか迷っている人は必見です。
我が家がサーカスtc bigを買った4つの理由
5人家族の我が家が、「サーカスtc big」を買った理由は以下の4つです。
- 設営が簡単なファミリーテントが欲しかった
- ファミリーテントの中では価格が安い
- 家族5人でも過ごせる広さ
- アイアン系と相性が良い
1つずつ紹介していきます。
設営が簡単なファミリーテントが欲しかった
僕はスノーピークのランドロックという大きなファミリーテントを所有しています。
それなのに何故ファミリーテントが欲しくなったかというと、設営を簡単に済ませたかったからです。
我が家では1歳の子どもがいたので、基本的に1人は面倒を見る係になります。よって設営は1人でこなさなくてはなりません。
となると設営が簡単で短時間で終わるテントに、すごく魅力を感じる訳です。
設営で2~3時間かかると、ゆっくりする時間や家族で遊ぶ時間が取れなかったので、キャンプを思う存分楽しめませんでした。
なので小さい子どもをお持ちの人は、設営が簡単かどうかはとても重要なポイントになります。
ファミリーテントの中では価格が安い
ファミリーで使えるテントとして見たときに、「サーカスtc big」はとてもリーズナブルです。
テントの価格は約50,000円で、メッシュやスカートが付いているためオールシーズン使えます。またTC素材なので汎用性も高く1年を通して快適に過ごせます。
TC素材のメリット
- 燃えにくい
- 通気性が良い
- 遮光性が高い
- 結露しにくい
この性能でファミリーで使えて約50,000円はコスパが良いと思い、購入する決め手になりました。
ただしインナーテントなどは付属されていないので、寝室は自分で用意することになります。
選択肢としては、カンガルースタイルするにかオプションのインナーセットハーフを購入するかになると思います。
家族5人でも過ごせる広さ
サーカスtc bigはとても大きいテントなので、家族5人でも窮屈なく過ごせます。
サイズ:520×520×350
ワンポールテントの性質上デッドスペースはありますが、大人2人子ども3人なら普通に過ごせます。広々とした快適空間とまではいきませんが、丁度いいって感じのサイズです。
画像出典:WILD-1 オフィシャルサイト
高さも350cmあって解放感あります。
冬のキャンプのことも考えると、この「丁度いいサイズ」が重要になります。
なぜならテントが大きすぎると、石油ストーブなどの暖房器具を使っても幕内を温めるのが困難になるからです。
なので家族4~5人で使えるこのサイズ感はとても気に入っています。
とはいっても夏は解放感抜群のテントの方が過ごしやすいです。僕は「スノーピークのランドロック」というテントを使っていて、価格は高いですが快適に過ごせるおすすめのテントです。
アイアン系と相性が良い
サーカスtc bigのサンドカラーは、アイアン系のギアとも相性が抜群です。
アイアン系のギアが好きだったり、無骨なキャンプサイトが好きな人には「サーカスtc big」はピッタリ。
特に最近は無骨なキャンプサイトが流行っているので、無骨なキャンプに憧れている人は「サーカスtc」はおすすめです。
キャンプを始めたばかりは、どちらかというとナチュラルな雰囲気なサイトに憧れる人が多いと思います。しかし段々とハマっていくうちに無骨にたどり着く人が多い印象です。
僕も最初はノルディスクの白いテントに憧れましたが、今はアイアン系やブラックなギアに好みが変わりました。
好みって変わっていくのが難しい所ですよね。最終は無骨が多い気がします。
サーカスtc bigを徹底レビュー
- 設営が簡単
- 幕内が広い
- コスパが良い
- ソロでも違和感なく使用できる
- オールシーズン使用できる
- 幕が重い
- 上部ベンチレーター部分のひもがごちゃごちゃしている
1つずつ解説していきます。
メリット①設営が簡単
「サーカスtc big」はワンポールテントなので、設営がとても簡単です。
また「設営ガイド」といったものが付属されていて、最初に5角形の角の位置にペグダウンしてから立ち上げる仕様になっています。
この「設営ガイド」が初心者にはとてもありがたくて、誰でも簡単にしかもキレイにテントが張れます。
テントってキレイに張るにはコツがあったりするので、初めてでもキレイに張れるのはグッドポイントです。
しかも最初にペグダウンできると時短にもつながります。4種類のテントを設営した経験がありますが、圧倒的に楽です。
メリット②幕内が広い
「サーカスtc big」はbigというだけあって、大きくて幕内が広いです。
ワンポールテントはソロやドュオのイメージが強いですが、5人家族でも十分に過ごせる広さがあります。
グルキャンのときに初めて建てたのですが、みんな「でかいなぁ~!」と言っていました。
ワンポールの性質上解放感こそありませんが、1番高いところで3m50cmの高さがあるので、圧迫されるような感じにもならず過ごせます。
またガイロープを全てピンっと張ってあげると幕が外側に広がるので、幕内の空間も大きくなりますよ。
買う前は「ワンポールテントで家族5人はどうかなぁ~」と思っていましたが、想像より幕内が広く快適に過ごせました。
メリット③コスパが良い
ファミリーで使えるテントとしては、とてもコスパが良いです。
相場でいうとファミリーテントは10万円前後くらいするので、約5万円で購入できるのは嬉しいです。
テントの品質に関しても、TC素材で長持ちしますしファスナーも大きくてしっかりしています。ポールもスチール製でφ35mmもあるので、折れたり曲がることはまずないと思います。
撥水もしっかりしてくれて、雨の日でも安心です。
テントって正直ピンキリでコスパが分かりにくい部類でもあると思うのですが、4つのファミリーテントを実際に使ってみて、改めて「コスパが良い」と感じました。
ただコスパって難しくて、「良いものを安く買える」からコスパが良い訳で、良いと感じることが前提になるんですよね。
なので「サーカスtc big」が気に入らなった人には、コスパうんぬんの話になっちゃいます。
とは言え、1ユーザーとしてとても気に入っていてコスパが良い商品だとおすすめできます。
メリット④ソロでも違和感なく使用できる
「サーカスtc big」の良いところは、ソロでも違和感なく使えるところです。
設営も簡単ですし、幕内もゆったりと使えます。荷物を全て幕内に入れてもまだまだスペースがあるので、ゆったり過ごしたい人には向いてます。
何回かソロで使用しましたが、こじんまりとした「ソロベース」のようなテントよりも好きです。
僕のソロキャンはいつもこのテント!
僕はもともと、ソロでもファミリーでも使えるテントを探していてこのテントに行きつきました。
ソロでもファミリーでも何回か使用していますが、本当に使い勝手が良くていいテントです。
メリット⑤オールシーズン使用できる
「サーカスtc big」はオールシーズン使えるテントです。
どちらかというと冬のキャンプで使用している人が多い印象があります。
なぜならテントの生地がTC素材で燃えにくいため、薪ストーブを幕内に入れておこもりキャンプを楽しめるからです。
石油ストーブを使用したとしても、上下にベンチレーターがあるためしっかりとした換気ができます。
また夏でもベンチレーターのおかげで風が通るので、熱がこもるということはありません。
オールシーズン活躍する使い勝手の良いテントです。
デメリット①幕が重い
1番のデメリットは幕が重たいことです。
幕だけで約11キログラム、ポールや収納袋まで全てこみこみで約15キログラムあります。
男性の僕でも重たいと感じるので、女性の方ならかなり重たく感じるはずです。
荷物が重たいと運搬がきつくなるので、家から車まで距離がある人は少し大変になるかもしれません。
とはいえ、持てないレベルではありませんし男性ならそれほど気にならないレベルだと思います。
ファミリーキャンプで使うような大きなテントはそもそも重たいですし、僕が愛用している「ランドロック」は22キログラムあり「サーカスtc big」より重いです。
なのであまりデメリットと考えずに、テントなんてそもそも「重いもの」という認識でいるといいかもしれません。
めちゃくちゃ軽いテントもありますが、、、
デメリット②上部ベンチレーター部分のひもがごちゃごちゃしている
テント上部にあるベンチレーターを開閉するために「ひも」があるのですが、最初はこの「ひも」がごちゃごちゃしていて戸惑うかもしれません。
詳しく言うと、設営時のポールを立ち上げるときに「ひも」が絡まりやすいです。
言葉で聞いてもイメージが湧かず分かりにくいと思いますが、僕も1回目の設営のときに絡まりました。
しかし1回設営すると要領が分かるようになるので、2回目以降はスムーズに設営できるようになります。
特に難しい訳ではなく、1回目は訳が分かってないので戸惑う感じです。
なので慣れたら特に気にならなくなりますが、設営一発目だけ困惑するかもしれません。
サーカスtc bigの付属品は?
サーカスtc bigの付属品は以下の通り。
- 収納バッグ
- ペグ(20本)
- 設営用ガイドセット
- ポール
- ガイロープ(10本)
- 説明書
ペグが20本ついていますが固定力や頑丈さに欠けるので、ペグは買い替えたほうが良いです。
おすすめは鍛造ペグと呼ばれるもので、硬い地面でも平気で突き刺さります。
僕のおすすめを鍛造ペグを載せておくので、参考にしてみてください。
また「サーカスtc big」にはインナーテントが付属されていません。
なので寝床に関しては自分で準備する必要があります。自分のキャンプスタイルに合わせてコットやインナーテントを用意してください。
サーカスtc bigはカンガルースタイルがおすすめ
付属品の箇所でも紹介したように「サーカスtc big」には、インナーテントがついていません。
したがって寝床は自分で工夫して最適な就寝方法を探すこととなりますが、おすすめなのがカンガルースタイルです。
子どもが小さかったりするとコットで寝るのはそもそも難しいと思うので、カンガルースタイル一択になります。
そして「サーカスtc big」におすすめのインナーテントが、「DODのわがやのテント」です。
サイズ感がちょうど良くて、きれいに収まります。
大人2人子ども2人くらいなら寝れるスペースがあるのでおすすめですよ。
サーカスtc bigが設営できる区画サイトの大きさは?
「サーカスtc big」は、名前の通り大きなテントになります。
したがって狭い区画サイトだと建てれないこともあるので、区画サイトを予約するときはサイトの大きさも必ずチェックしましょう。
目安として最低でも6m×6mは必要です。(本体サイズが5m20cm×5m20cm)
車のスペースも込みだと8mはほしいですね。
一般的には8m以上あるキャンプ場が多いので、建てられないということはほとんどないと思いますが、チェックは忘れずに行いましょう。
まとめ:サーカスtc bigはファミリーでもソロでも使える優れもの
今回はファミリーで使用できるワンポールテント「サーカス tc big」のレビューを紹介しました。
ファミリーで使えて設営が簡単なテントを探している人にはおすすめのテントです。
高性能なテントも快適に過ごせて良いですが、子どもが小さいうちは設営が簡単なほうがいいかなと感じています。
「サーカスtc big」でファミリーキャンプを満喫しましょう。
ファミリーテントを探している人は僕のおすすめも紹介しているので、参考にしてみてください。
今回は以上です。それではまたっ。
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コメント一覧 (5件)
はじめまして!参考にさせて頂き、読ませて頂きました✨
質問なのですがサーカスTC BIGに、我が家のテントという事でしたが
主様の我が家のテントのサイズはMでしょうか?
Lをカンガルーテントとして入れたいのですが入りそうか不安で…
はじめまして!コメントありがとうございます。
我が家のテントはLサイズです。
余談ですが、VISION PEAKSさんのTCルーテント FAMILYも良さそうです。
サイズ的におそらく入ると思うのですが・・。
こちらが入るならこちらをおすすめしようかと思っています。
はじめまして!
ビッグのカンガルースタイルの情報は少ないいので大変参考にさせつ頂いております!
おぴ様ファミリーはサーカスTC BIGに×わが家のテントLとの事ですが、奥行きにゆとりありますか?
スペック情報だと
わが家のテントLのインナーテントは
W275 D205
私はスノーピーク のアメニティドームMサイズを入れたいのですが、
インナーテントのサイズがW255 D255
高さはもちろん横は大丈夫と思いますが、奥行が、約50センチ…
入ってもだいぶポールにめり込みそうでしょうか(^^;)
アバウトで良いのでお返事頂けると嬉しいです。
失礼いたします。
はじめまして!コメントありがとうございます。
アバウトですが、たしかそれほどゆとりなかったような気がするので、ポールはめり込むと思います。
正確な情報ではないので参考程度でお願いします。
ご返信頂きありがとうございます!
とても参考になりました。
更新を楽しみしております(^^)