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キャンパーなら誰しも憧れるカーミットチェア。おしゃれキャンプギアの定番で常に人気があります。
しかしながらカーミットチェアの価格は高く、気軽に購入できる価格ではありません。
だからこそ購入前に、カーミットチェアの魅力だったり高い理由をしっかり把握しておきたいと感じている人も多いはず。
そこで本記事では、カーミットチェアの魅力を洗いざらい徹底解説していきます。
さらには、ラインナップや定価なども分かりやすくに表にまとめてあるので、カーミットチェア初心者さんにも安心の内容。
カーミットチェアをこれから購入しようとする人や、各モデルの違いを詳しく知りたい人は必見です。
結論を言うと、カーミットチェアは買って後悔しない最高のチェアです。
カーミットチェアは、1984年にアメリカのバイク乗り「カーミット イースターリング」によって生み出されたチェアです。
カーミットはツーリング時に、軽量で持ち運びやすく、かつ頑丈なチェアを求めていましたが、市場に出回っているチェアではどれも満足できず、自分で作ったのが始まり。
その性能の高さから瞬く間にバイク仲間の間で話題になり、最高のキャンプチェアになりました。
その後友人に会社を引き継ぎ、現在もアメリカのテネシー州でハンドメイドによって丁寧に作られています。
カーミットチェアは、軽量で持ち運びしやすく、かつ頑丈なチェアということですね。
カーミットチェアには複数のモデルが存在します。
モデルによって、材質が違ったりサイズが違ったりするので、まずはラインナップと違いについて見ていきましょう。
購入する際はモデルを間違わないように注意が必要!
カーミットチェアのラインナップは以下の5つ。
カーミットチェアは、自分の好みや求める用途に合わせて5つのモデルが存在します。
5つの違いについて、詳しく見ていきましょう。
各モデルの違いがサクッと分かるように比較表にまとめました。
種類 | スタンダード | ワイド | ハイバック | ウォールナット | プラス |
---|---|---|---|---|---|
材質 | オーク | オーク | オーク | ウォールナット | オーク ウォールナット |
重量 | 約2.5kg | 約2.8kg | 約3kg | 約2.5kg | 約2.5kg |
耐荷重 | 158kg | 158kg | 158kg | 113kg | オーク:158kg ウォールナット:113kg |
収納サイズ | 約11 x 16 x 56cm | 約11 x 16 x 56cm | 約11 x 16 x 67cm | 約11 x 16 x 56cm | 約11 x 16 x 56cm |
組み立てサイズ | 幅約53 x 高さ約61cm | 幅約58 x 高さ約61cm | 幅約53 x 高さ約71cm | 幅約53 x 高さ約61cm | 幅約53 x 高さ約61cm |
生産国 | アメリカ | アメリカ | アメリカ | アメリカ | 中国 |
参考価格 | 48,400円 | 56,100円 | 60,500円 | 66,000円 | オーク:40,700円 ウォールナット:49,500円 |
まず、材質は「オーク」と「ウォールナット」の2種類があります。
ウォールナットのほうが価格が高く、オークのほうが耐荷重が重いです。
サイズは通常のモデルの他に、幅が約5cm広いワイドと背もたれが約10cm長いハイバックがあります。
ワイドとハイバックの材質はオークのみ。
そして2023年に登場したプラス。こちらは、今までのUS生産 Kermit chairブランドのセカンドラインとなります。
US生産と変わらない素材・製法でハンドメイドで生産されていますが生産拠点が中国。
USAモデルより価格がリーズナブルなのが特徴です。
各モデルの違いを理解して、自分に合った最適なチェアを選びましょう。
キャンプチェアの中でもかなり高額で知名度を持つカーミットチェアの魅力は以下の6点。
カーミットチェアの魅力といったら見た目の良さ。
洗練されたフォルムは「美しい」のひと言。キャンプチェアの中でもずば抜けたカッコよさです。
カーミットチェアがあるだけで、キャンプサイトが一気に引き締まりおしゃれになります。
また、どんなキャンプサイトでもマッチして使いやすいです。
カーミットチェアは耐久性も高いです。
木材はダブルマリングレードポリウレタン加工が施され、 キズや劣化からチェアを保護しています。
また、日本で販売されているカーミットチェアの類似品は耐荷重100kg以下がほとんど。対してカーミットチェアの耐荷重は158kg。
カーミットチェアの耐久性の高さは一目瞭然です。
質の良い材料と製法で作られいるということですね。
カーミットチェアは高級木材のオークやウォールナットで生産されています。
オークは木目がとても美しく丈夫な木材で有名ですし、ウォールナットは世界三大銘木の1つとして人気の木材です。
なので、価格が高いのも当たり前と言えば当たり前。
日本のキャンプ界隈ではオークとウォールナットはとても人気で、テーブルやランタンスタンドなど色々なアイテムに使われています。
そういう点でオークやウォールナットだと、他のキャンプ道具とも材質を合わせやすくキャンプサイトをコーディネートしやすいのも魅力です。
高級木材は長持ちしやすく経年変化も楽しめます。
カーミットチェアは職人によって一つ一つハンドメイドで生産されています。
天然の木材を使用しているため、個体によって多少なりともズレは生じますが、職人の長年の経験でカバーできるのが良い所。
使用上不具合がないかの検品もしっかり行っているようです。
一つ一つ職人によって丁寧に作り上げられた品質こそカーミットチェアの魅力。
カーミットチェアはコンパクトに収納が可能です。
それぞれのパーツごとに分解できるので、とてもコンパクトになります。
積載に余裕がない方でも持ち運べるのは便利。
積載に余裕のある方は二つ折りにしておけば、設営と撤収が1秒でできちゃいます。
キャンプスタイルに合わせて柔軟に対応できるのは、とても魅力的です。
耐久性の高いカーミットチェアでも壊れるときは壊れます。
そんなとき、アフターメンテナンスが万全なのは嬉しい限り。
カーミットチェアの破損時にパーツの交換・供給を行っております。
カーミットチェアはバラバラに分解できるチェアなので、パーツが破損したときはそのパーツだけ交換すれば元通り。
アフターメンテナンスのおかげで、半永久的に使えますね。
カーミットチェアには数多くの魅力がありますが、もちろんデメリットも存在します。
そんなカーミットチェアのデメリットは以下の3つ。
今回挙げたデメリットは個人の感覚によって異なるため、一概に全ての人のデメリットになるわけではありません。
カーミットチェアの木材にはニスが塗られているため、テカテカしています。
このテカテカした見た目が好みが分かれるところ。
テカテカしててこそカーミットチェアという人もいれば、安っぽい印象を受けて嫌がる人もいます。
現在、USA産のカーミットチェアはテカテカしていない仕様へと変更されました。
中国産のカーミットチェアプラスはテカテカしています。
したがって、テカテカが嫌いな方はスタンダードモデル、逆にテカテカが好きな方はプラスという選択肢もあり。
座り心地に関しては人によって感覚が違うので難しいですが、いたって普通というのが正直なところ。
高額を出して買ったチェアの座り心地が普通だと、少し残念に感じます。
座面が後ろへ行くにつれ低くなっているので、もたれて座っている分には良いですが、何か作業する際は前傾姿勢になって腰痛持ちには辛いです。
ただし、カーミットチェアはカスタムアイテムが豊富で、座り心地を改善するカスタムアイテムもあります。
それらを活用することで座り心地を劇的に改善できるので、あまり気にしなくて良いです。
そもそもカーミットチェアを購入する方は、カスタム前提の人が多いですね。
ハンドメイド製品のため、木材のバリが残っていることがあります。
他の方のレビューを拝見していてもバリの報告はよく見かけるので、バリはあるものだと思って購入したほうがよいです。
使用する上で不具合はないですが、高価なチェアで雑な仕上げは気になるところ。
カーミットチェアを特別な存在にしている最大の魅力は、そのカスタマイズ性にあります。
ガレージブランドから販売されているカスタムアイテムが、格好良すぎたり快適すぎたりするのでもはやカスタム必須。
特にold mountainの張り替えシートは大人気。このチェアがあるだけでキャンプサイトが一変します。
他にもキャンパーを虜にするカスタムアイテムを下記の記事で一挙公開しているので、是非チェックしてみてください。
※カーミットチェア カスタムの記事は作成中
カーミットチェアには5つのモデルが存在しますが、いざ買うとなるとどのモデルにするか迷ってしまいます。
そこで、自分の目的や予算に応じて最適なモデルを選択できるように、「こんな方にはこのモデル!」といった目安を紹介していきます。
カーミットチェアと同規格のチェアが欲しいけど、少しでも価格を抑えたい人には『プラス』がおすすめ。
材料・製法は同じで生産国が中国モデル。生産国が違うだけで、アメリカ産のスタンダードモデルより割安で購入できます。
カーミットのカスタムには高額を要するので、価格が安いのはとても魅力的。
ただし、プラスはニスでテカテカしています。
筆者もプラスを所持していますが、選択肢として全然アリです。
せっかくカーミットチェアを買うなら本家アメリカのテネシーの刻印が入ったものが良いという方もいるでしょう。
そんな方はスタンダードモデルを購入しましょう。
しかも、現在のUSA産はテカテカしていない仕様に変更されました。
したがって、従来のテカテカが気になる方は最新のUSA産カーミットチェアを購入すると幸せになれます。
オーク材はこちら
ウォルナット材はこちら
長時間の使用でも快適さを求めるなら、座面が広いワイドや背もたれの高いハイバックがおすすめです。
特に体が大きい人は、ゆったり座れるように好みに応じてワイドかハイバックを選択しましょう。
注意点として、サイズが変わるのでカスタムアイテムのシートが合わない場合があります。カスタムも検討している方は事前にしっかり確認しておきましょう。
ワイドはこちら
ハイバックはこちら
カーミットチェアを購入する方法は主に以下の3つがあります。
それぞれのメリット・デメリットを把握して自分に合った方法で購入しましょう。
店頭(アウトドアショップ)で購入するメリット・デメリットは以下の通り。
アウトドアショップでは、実物を手に取ってから購入することが可能です。
ニスのテカテカが気になったり座り心地が気になる方は、一度現物を見ることをおすすめします。
しかし、カーミットチェアは人気商品なので、店頭に在庫がないことも当たり前のようにあります。
Instagramで近隣の店舗の入荷情報はこまめにチェックするようにしましょう。
オンライン(Amazon、楽天など)で購入するメリット・デメリットは以下の通り。
オンラインだと、自宅にいながら手軽に購入できます。
また、どこかしらのショップには在庫がある可能性が高いので、自分の欲しいタイミングで購入できるのもメリット。
しかしながら、ネットだと偽物をつかまされる可能性もあるので、レビューなどを確認して優良ショップで購入するようにしましょう。
個人輸入で購入するメリット・デメリットは以下の通り。
海外サイトだと、日本の定価より安く購入できる可能性があります。
しかし、個人輸入のやり方を調べたりトラブルがあったときに英語で対応する必要があったりと、面倒なのも事実。
個人輸入に慣れている方ならいいですが、経験がない方にはおすすめしません。
以下、購入方法まとめ。
カーミットチェアを手に入れたら、絶対にするべき重要な対策は以下の2つ。
それぞれ詳しく解説していきます。
カーミットチェアを使用していると、ナットが緩んで外れてしまう箇所があります。
このナットが日本ではあまり売っていないサイズらしいので、紛失する前に対策しておきましょう。
やり方は簡単で3分もあれば完了します。
まずは、熱収縮チューブとガストーチを準備します。
熱収縮チューブを約1cmの長さでカット。
カットしたらナット部分にはめ込みます。
左右両側で2ヶ所。
熱収縮チューブをガストーチで炙れば完了です。
収縮してしっかり密着してくれます。
熱収縮チューブは下記の商品がピッタリサイズです。
カーミットチェアには脚キャップが付属していません。なので、そのまま使用していると脚がボロボロになってしまいます。
事前に脚キャップを購入して装着しておけば、屋外でも気にせずガシガシ使えます。
末永く使う為にも、この2つの対策は必ずやっておきましょう。
今回は、キャンパーから愛され続けるカーミットチェアの魅力を紹介しました。
値上げも続いていて気軽に買えなくなってしまったカーミットチェア。
そんなカーミットチェアだからこそ、実際に使う満足感は言葉にできないほど。
ぶっちゃけもっと安い値段で同じようなチェアを購入できますが、僕がおすすめするなら断然カーミットチェアです。
カスタムアイテムも豊富で沼ってしまいますが、それが魅力。
カーミットチェアを手に入れておしゃれなキャンプをenjoyしましょう。
今回は以上です。それではまた。
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