様々なメーカーから販売されるキャンプグローブ中でも、知名度と信頼度が高い『グリップスワニー』。
グリップスワニーと一言でいっても、多くのモデルが販売されています。
中でも人気があるのがG-70とG-1です。そんな2つのグローブですが、
- G-70とG-1の違いが知りたい・・
- G-70とG-1はどっちがおすすめ?
と感じている人も多いです。
そこで本記事では、グリップスワニーのG-70とG-1の違いを比較して、それぞれどのような人におすすめなのか解説していきます。
G-70とG-1で購入を迷われている人は参考にしてみてください。
グリップスワニーG-70とG-1の違いを徹底解剖!
グリップスワニーG-70とG-1の違いは以下の6つです。
- 価格
- 縫い糸の材質
- 革の厚み
- 縫い方
- 装着したときのフィット感
- 保証の有無
1つずつ解説していく前にサクッと知りたい人は、比較表をチェックしてください。
製品名 | G-70 | G-1 |
価格 | 3,850円(税込) | 7,700円(税込) |
縫い糸の材質 | 綿 | ケブラー |
革の厚み | 1.3mm | 1.9mm |
縫い方 | 内縫い(好み) | 外縫い(好み) |
フィット感 | 普通 | 最高 |
保証の有無 | なし | あり |
①:価格
まず分かりやすい所でいうと、G-70とG-1では価格が違います。
製品名 | G-70 ビギナー用キャンプグローブ | G-1 ベーシックモデル |
---|---|---|
ブランド | グリップスワニー(GRIP SWANY) | グリップスワニー(GRIP SWANY) |
素材 | アメリカ産牛皮革 | アメリカ産牛皮革 |
サイズ展開 | KIDS / S / M / L / XL | S / M / L / XL |
価格 | 3,850円(税込) | 7,700円(税込) |
G-70とG-1では価格に2倍もの差があります。
価格が違う分もちろんG-1の方が品質も良くなるわけですが、2倍違うと購入をためらってしまいますよね。
ではいったいこの価格差はどこから来るのか、次からの項目で違いを見ていきましょう。
価格が2倍違うのには訳がある!
②:材質
材質と言ってもメインの革はどちらもアメリカ産牛皮革が使われていて違いはないです。
両者では縫い糸に違いがあり、G-70では「綿糸」が使われているのに対して、G-1では「ケブラー」が使用されています。
- ケブラーとは
- 538℃まで耐熱性があり剛鉄と比べ5倍の強度がある「魔法の繊維」です。縫い糸にケブラーを使うことによって、糸のほつれが以前と比べて0.8%まで激減したそうです。
要するに、G-1ではとてつもない強度の縫い糸を使用しているので、めったに切れたりほつれたりしないということです。
ちなみに、グローブ破損の要因のほとんどは糸のほつれです。
③:革の厚み
G-70とG-1では、革の厚みが違います。画像では分かりにくいですが、触ると違いが分かります。
製品名 | G-70 ビギナー用キャンプグローブ | G-1 ベーシックモデル |
---|---|---|
革の厚み | 1.3mm | 1.9mm |
ご覧のように、G-1の革の厚みが1.9mmで厚めになっっています。
革が厚いと耐久性も上がりますし、熱いものも持ちやすくなります。
革は分厚いけど動かしやすく作業性は良いので、メリットしかないです。
革が厚いのでG-1の方が長持ちします。
④:縫い方
G-70とG-1では縫い方に違いがあります。
製品名 | G-70 ビギナー用キャンプグローブ | G-1 ベーシックモデル |
---|---|---|
縫い方 | 内縫い | 外縫い |
ほとんどのキャンプグローブは内縫いで製造されていますが、G-1は外縫いで製造されています。
では内縫いと外縫いでどのような違いがあるか見ていきましょう。
- フィット感
- 耐久性
- 外観
フィット感
外縫いのグローブは縫い目が外側にあるため、グローブと手のフィット感が良く自然な動きをすることができます。
内縫いだと指と縫い目が干渉するので、フィット感は外縫いに比べて悪いです。
耐久性
外縫いのグローブは、縫い目が外側にあるため、縫い目が劣化しやすくなる傾向があります。
しかしG-1グローブはケブラーを使用してそのデメリットを打ち消しています。
外観
外縫いのグローブは縫い目がデザインになっているため、ファッション性が高いです。
一方、内縫いのグローブは、縫い目が目立たないため、シンプルなデザインになります。
⑤:装着したときのフィット感
「縫い方の違い」の箇所でも紹介しましたが、G-70とG-1ではグローブと手のフィット感にかなりの差が出ます。
やはり縫い目が内側にあると、どうしても指と干渉するためフィット感は外縫いのほうが良いです。
ただキャンプをしていて気になるかと言われたらそうでもなく、普通に作業はできるので最終は好みの問題になるかと。
ブッシュクラフトが好きでフェザースティックを作ったりする人は、フィット感が良いグローブのほうが作業しやすいかもしれません。
⑥:保障の有無
G-1には保証がありますが、G-70には保証がありません。
グリップスワニーは縫い糸のケブラーに対して保証しているので、ケブラーを使っていないG-70は保証の対象外です。
したがってG-1もケブラーのみ保証されているので、革の破れなどは対象外となります。
革が破れた場合は寿命と捉えて、交換しましょう。
G-70とG-1はこんな人におすすめ
G-70とG-1の両方を所有している私が、それぞれどんな人におすすめなのか紹介します。
G-70がおすすめな人
G-70はこれからキャンプを始める人におすすめのグローブです。
なぜなら、価格がG-1の半額で買えるうえに安心のグリップスワニー製で信頼できるからです。
僕も1年以上使っていますが破れる気配はないですし、扱いやすいグローブなので気に入っています。
これからキャンプデビューする人は買う物も多くて価格がネックになるので、G-70がおすすめです。
G-1がおすすめな人
G-1はキャンプをしていて良いグローブを探している人や、長持ちするグローブが欲しい人におすすめです。
G-1はフィット感が良く作業しやすいですし、材料の質もG-70より上なので長持ちします。
結果的にコスパも良くなるので、これからキャンプを始める人でもずっと使えるグローブが欲しい人にはおすすめですよ。
まとめ:G-70とG-1の違いを知って失敗しないグローブ選びを!
今回はグリップスワニーのグローブの中でもキャンプに最適なG-70とG-1の違いについて紹介しました。
製品名 | G-70 | G-1 |
価格 | 3,850円(税込) | 7,700円(税込) |
縫い糸の材質 | 綿 | ケブラー |
革の厚み | 1.3mm | 1.9mm |
縫い方 | 内縫い(好み) | 外縫い(好み) |
フィット感 | 普通 | 最高 |
保証の有無 | なし | あり |
それぞれ詳しいレビューを知りたい人は下記をチェックしてみてください。
コスパを求めるならG-70、品質や耐久性を求めるならG-1を選ぶと良いですよ。
もし迷うならG-1がおすすめですが売り切れてることも多いので、在庫を見つけたら勢いで買うのもありでしょう。
G-70とG-1の違いを知って、納得のいく買い物をしてください。
今回は以上です。それではまたっ。
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