「ファミリーキャンプで使うクーラーボックス、結局どれを選べばいいの…?」
夏のアウトドアやキャンプでは、飲み物や食材をしっかり冷やせる“本気の保冷力”が求められます。
しかし、大型のクーラーボックスは種類も価格帯もバラバラで、選ぶのが難しいです。
「見た目で選んで後悔したくない」「保冷が弱くて食材が台無しに…なんて避けたい」そんな思いがあるあなたのために…
この記事では、保冷力が高くファミリーキャンプにおすすめの大型クーラーボックスを厳選して10個紹介します。
この記事を読めば、真夏でも快適に過ごせる理想の一台がきっと見つかりますよ。
大型クーラーボックスの魅力と必要性

大型クーラーボックスは、保冷力が高く大容量で真夏のファミリーキャンプで大活躍。
ここでは、大型クーラーボックスの魅力や必要性について見ていきましょう。
大容量なのでファミリーやグループに最適

人数が多いキャンプやBBQでは、飲み物や食材の量も自然と増えますよね。
大型クーラーボックスなら、2Lのペットボトルを縦に複数収納できるモデルもあり、大量の食品をまとめて冷やせます。
「もう一つクーラーボックスが必要かな…?」という心配がなくなり、準備の手間も減ってスマートです。
ファミリーやグループのキャンプなどで、大型クーラーボックスは最適です。
保冷力が高く長時間のアウトドアでも安心

「夕方には氷が全部溶けていた…」そんな経験はありませんか?
大型モデルは断熱材の厚みや構造がしっかりしており、氷や冷気を長時間保持してくれます。
特にハードタイプやプレミアムモデルでは、最大で13日の保冷が可能なものもあり、夏場の連泊キャンプでも心強い存在です。
保冷力が高いので、真夏でも快適なキャンプを楽しめるでしょう。
災害時の備蓄用としても優秀
非常時には、冷蔵庫が使えなくなることもあります。
そんなとき、大型クーラーボックスがあれば、冷蔵保存が必要な食材や薬品を安全に保管できます。
「万が一」に備えて防災グッズとして一台あると、安心感が全く違います。

キャンプ用品は災害時にも役立つものが多いですよ。
大型クーラーボックスを選ぶときのチェックポイント

大型クーラーボックスと言っても、メーカーやタイプによって特徴もそれぞれ。
購入する際には下記のポイントをチェックして選ぶようにしましょう。
サイズと容量は使用人数に合わせて選ぶ
使用人数やアウトドアの頻度によって、適した容量は異なります。
例えばソロやデュオなら20〜40L、ファミリーキャンプなら40L以上が目安です。
「ちょっと大きめを選んでおけばよかった…」という後悔を防ぐためにも、余裕を持ったサイズ選びが大切です。
サイズ選びで迷ったら下記を参考にしてみてください。
- 飲み物を冷やす目的なら:500mlペットボトルが2〜4本程度入る5Lが最適。
- お弁当+飲み物を入れるなら:少し余裕を持って7L前後を検討しても◎。
- キャンプや長時間の外出なら:10L以上のクーラーボックスも視野に入れると良い。
- がっつりソロキャンプ:15L~20L容量のクーラーボックスがおすすめ
- ファミリーキャンプ:40L以上or20L容量2個持ち。おすすめは20L容量2個持ち。
お子さんの部活やスポ少で飲み物を冷やすなら5L容量がおすすめ。

部活やスポ少で少し余裕を持ちたい方や、ちょっとしたお出かけに最適なのが7L容量。

1人用の長時間のレジャーなどには10L前後あると安心。

ソロキャン目的なら15Lサイズも視野に入れましょう。

ソロからドュオまで楽しみたいなら20L容量がおすすめ。

保冷力は断熱材やの種類や厚みをチェックする
保冷性能の決め手は、断熱材の種類と厚みです。
- 真空パネル:保冷力は最強だが価格も高い
- 発砲ウレタン:高い断熱性能を誇り、保冷時間が長い
- 発泡スチロール:軽量だが、ウレタンより保冷力は劣る
- アルミ蒸着シート:ソフトクーラーに多く、短時間の保冷に適している
ウレタンフォームは高い断熱性を誇り、厚みのあるモデルほど氷を長持ちさせます。
また、ウレタンフォームよりさらに上の「真空断熱パネル」を採用したモデルも登場してきており、抜群の保冷力を発揮します。
二泊以上のキャンプも視野に入れるなら、真空断熱パネルを採用したモデルを検討しましょう。
持ち運びやすさ・重さ・キャスター付きかを確認

容量が増えるほど、重量も比例して増加します。
「キャンプ場の駐車場からサイトまでが遠い…」なんてときには、キャスター付きやハンドル付きが便利。
また、車への積み下ろしのしやすさもチェックポイントです。
おすすめの大型クーラーボックス10選!
大型のクーラーボックスは、保冷力が高く真夏のファミリーキャンプに最適。
ここでは、大型のクーラーボックスの中でも保冷力が抜群なモデルを厳選して10個紹介します。

暑い真夏でも快適に過ごせる最強のクーラーボックスが、きっと見つかりますよ。
フィールドア (FIELDOOR)|ノーザンクーラーボックス (42.5L)

重厚感溢れるデザインのハイエンドハードクーラー。
ロトモールド(回転成形)で製造されたボディは、優れた耐久性と高い密閉性を持ち合わせていて、保冷力も申し分なしです。
大型クーラーボックスにしては価格も安めで、購入しやすいのもグッドポイント。
ただし、2Lのペットボトルは縦て入らないので注意が必要。
これからファミリーキャンプを始める方におすすめのコスパが良いクーラーボックスです。
容量 | 重さ | 断熱材 | サイズ(cm) |
---|---|---|---|
42.5L | 約12kg | ポリウレタン | 68×41×42 |

アイリスオーヤマ|真空断熱クーラーボックス HUGEL (40L)

アイリスオーヤマの、真空断熱パネルを採用したクーラーボックス。
発砲ウレタンより断熱性能が高い真空断熱パネルを採用したモデルで、保冷力には期待できます。
また、2Lのペットボトルも縦て入れられるので、使い勝手も良いです。
見た目もシンプルで使いやすく真夏のファミリーキャンプで大活躍するクーラーボックスです。
容量 | 重さ | 断熱材 | サイズ(cm) |
---|---|---|---|
40L | 約8.6kg | 真空断熱パネル 発砲ウレタン | 63.4×41.6×41.3 |

スノーピーク(Snow Peak)|ハードロッククーラー 40QT【38L】

アウトドアブランドで有名な「スノーピーク」と、極厚クーラーの先駆者「グリズリー社」がコラボで制作したクーラーボックス。
極厚の断熱材を採用しているので、保冷力は申し分なしです。
また、見た目も無骨でキャンプ場で映えること間違いなし。所有欲も満たされます。
ただし、価格は高めなのでしっかり検討しましょう。
それでも信頼できるスノーピークのクーラーボックスなので、品質には期待できるクーラーボックスです。
容量 | 重さ | 断熱材 | サイズ(cm) |
---|---|---|---|
38L | 11kg | ポリウレタン | 64.8×40.6×39.1 |

コールマン(Coleman)|コールマンプロ 45QT【42L】

Colemanのプロ仕様のクーラーボックスです。
厚みのある断熱材と、蓋と本体の間に隙間ができにくい密閉構造によって、約5.5日の保冷力を誇ります。
また、2Lのペットボトルを縦て入れられるので、使い勝手もよいです。
見た目は好みが分かれそうですが、カッコつけてない見た目が良いという意見も多いです。
気軽に使えてコスパ最強のクーラーボックスです。

見た目にこだわらないなら超おすすめ。
容量 | 重さ | 断熱材 | サイズ(cm) |
---|---|---|---|
42L | 約7.8kg | 発砲ウレタン | 63×42×44 |

コールマン(Coleman)|スチールベルトクーラー 54QT【51L】

Colemanの中でも人気のあるクーラーボックス。
容量が51Lと大きいので、ファミリーキャンプでもこのクーラーボックスが1つあれば余裕で過ごせます。
また、見た目もオシャレでキャンプ映えしますし、保冷力も4日と申し分なし。
ナチュラルな雰囲気が好きな方にはピッタリなクーラーボックスです。
容量 | 重さ | 断熱材 | サイズ(cm) |
---|---|---|---|
51L | 約7.5kg | 発砲ウレタン | 62×42×41 |

ORCA(オルカ)|ORCA Coolers 40 Quart【38L】

YETIと並ぶ高級クーラーボックス。
圧倒的な保冷力が魅力で、最長で10日間も氷が保持できます。
また、ロトモールドで形成されたボディは、耐久性と密閉性が抜群なのでタフなアウトドア環境でも大活躍してくれます。
見た目の無骨さと保冷力の高さで人気があるクーラーボックスです。
容量 | 重さ | 断熱材 | サイズ(cm) |
---|---|---|---|
38L | 約13kg | ポリウレタン | 65×45×44 |

YETI(イエティ)|Tundra(タンドラ) 45QT【37.8L】

キャンパーの憧れYETI(イエティ)のクーラーボックス。
キャンパーから圧倒的な支持を得ているクーラーボックスで、所持していたら所有欲が満たされます。
性能は折り紙付きで、耐久性と保冷力はトップクラス。真夏のキャンプでも大活躍して、快適なキャンプを楽しめます。
資金が許すなら、是非とも手に入れたい高性能クーラーボックスです。

手に入れたら幸せになれること間違いなし!
容量 | 重さ | 断熱材 | サイズ(cm) |
---|---|---|---|
37.8L | 約10kg | ポリウレタン | 65×40.5×39.5 |

コールマン(Coleman)|コンボイ 55QT【52L】

Colemanから販売されている、見た目がクールでかっこいいクーラーボックス。
スタイリッシュなデザインでカッコよく、所有者も少ないので他のキャンパーとも被りにくいです。
保冷力はプロ仕様には劣りますが、一泊二日なら十分な保冷力。
見た目にこだわるブラックキャンパーにおすすめのクーラーボックスです。
容量 | 重さ | 断熱材 | サイズ(cm) |
---|---|---|---|
52L | 約5.9kg | 発砲ウレタン | 65×37×44 |

アイスエイジクーラーズ(ICE AGE coolers)|クーラーボックス 45QT【42.6L】

5日間氷を溶かさないプロ仕様のクーラーボックス。
過酷な環境にも耐える耐久性と、極厚な断熱材と高い密閉性で実現した保冷力を兼ね備えています。
見た目は無骨でキャンプに最適ですし、表面はUVカットが施されているので変色を防ぎます。
あらゆる面で高性能なクーラーボックスです。
容量 | 重さ | 断熱材 | サイズ(cm) |
---|---|---|---|
42.6L | 約5.9kg | 発砲ウレタン | 67.8×41.8×41.3 |

シマノ(SHIMANO)|ヴァシランド 【40L】選べる4タイプ

シマノの「ヴァシランド」は4つのグレードから選択可能で、それぞれで価格や性能に違いがあります。
- PRO
- 6面全てに真空パネルを採用した最高クラスの保冷力を誇るモデル。とにかく最強のクーラーボックスを求めている方はコレ。
- EL
- 発泡ウレタン+3面真空パネルを採用したモデル。二泊三日くらいのキャンプならこれで十分。
- ST
- 発泡ウレタンを採用したモデル。一泊二日のキャンプなら十分なスペック。
- VL
- 発砲スチレンを採用したモデル。こちらも一泊二日なら十分。
グレードによってカラーも固定されているので、購入する際はしっかりチェックしましょう。
また、シマノのヴァシランドは、左右どちらからでも蓋の開け閉めができます。向きを変える必要がないため、狭い場所での開閉もやり易くとても便利。
保冷力も最強クラスなうえに、便利に使えるおすすめのクーラーボックスです。

実際に使って分かった大型クーラーボックスのデメリット3つ
大型のクーラーボックスは、大容量なのでファミリーキャンプにおすすめで保冷性能も高いですが、デメリットも存在します。
大型のクーラーボックスを購入する際は、以下のデメリットもしっかり把握して購入するか検討しましょう。
デメリット①:大きくて重いので使い勝手が良くない
大型のクーラーボックスは大容量であるため、重量が重いです。
これが結構重くてですね、クーラーボックス内に食材や飲み物を入れると大人の男性でも持ち運ぶのが大変です。
また、車に積載した後もクーラーボックスの上に他の荷物を置いたりします。
すると、途中で買い物したときに、上の荷物を全部どかさないとクーラーボックスの中に入れれないので、手間がかかります。
したがって、大型のクーラーボックスは大きいがゆえに、使い勝手は良くないです。
デメリット②:開閉が多くなり冷たさをキープできない
1つのクーラーボックスに食材と飲み物を一緒に入れると、開閉が多くなり冷気が逃げて保冷力が落ちてしまいます。
特にファミリーキャンプだと人数も多いので、更に開閉が多くなります。
冷気を逃さないために、クーラーボックス2個持ちにして食材と飲み物を分けるのも一つの工夫です。
デメリット③:家での置き場に困る
シーズンオフには、意外と邪魔に感じてしまうのが大型クーラーボックスのデメリット。
収納場所を確保できるか、事前に確認しておくのも選定のポイントになります。
ベランダや屋外収納に置く場合は、UVカットコーティングが施されたタイプがおすすめです。
まとめ:大型のクーラーボックスでファミリーキャンプを満喫しよう!
今回は大型クーラーボックスのおすすめ10選を紹介しました。
大型のクーラーボックスは、保冷力が高く真夏のファミリーキャンプで大活躍。
選び方のポイントを押さえれば、暑い夏も快適に過ごせます。
大型のクーラーボックスでファミリーキャンプを満喫しましょう。
クーラーボックスを購入したらスタンドも一緒に購入しましょう。汚れを防いだり、保冷力の向上につながります。下記でおすすめ10選を紹介しているので、是非チェックしてみてください。

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