キャンプやアウトドアで大活躍するロゴスの「氷点下パック」。
キャンパーの中では、おそらく使用率が1番高い人気な保冷剤です。
そんなロゴスの氷点下パックですが、「すぐに溶けてしまう」と感じている人も多いです。
そこで本記事では、ロゴスの氷点下パックがすぐに溶けてしまう理由を徹底解説します。
あわせて、ロゴスの氷点下パックを上手に使うコツも紹介するので、最後までチェックしてみてください。
ロゴス「氷点下パック」がすぐ溶ける理由とは?
ロゴスの保冷剤「氷点下パック」がすぐに溶ける理由は下記の2点が考えられます。
- 完全に凍結していない
- 温度が低い超強力保冷剤だから
①完全に凍結していない
ロゴス「氷点下パック」がすぐに溶けてしまう理由として、冷凍が不十分な可能性が考えられます。
氷点下パック「GT-16℃」だと、-16℃という超低温性能を持つため、完全に凍るまでに時間がかかります。
また、凍結条件として冷蔵庫内がマイナス20℃以下になっていることが必須です。
家庭用の冷蔵庫の設定はなかなか触る機会もないので設定が「中」になっていて、マイナス20℃になっていない可能性が高いです。
したがって、そもそも完全に凍っていないのに使用しているケースが考えられます。
②温度が低い超強力保冷剤だから
もう一つの理由は、ロゴス「氷点下パック」が一般的な保冷剤よりも表面温度が低いからです。
氷点下パックは放出する冷気が非常に強力なため、短時間でその冷却エネルギーを使い果たしてしまう可能性があります。
真夏の暑い日にエアコンの温度設定を低くすると、電力を多く消費しますよね。それと一緒で氷点下パックは低い温度の冷気を放つので、エネルギーを多く消費してすぐに溶けてしまうのです。
したがって氷点下パックは、クーラーボックス内の温度はより低くしてくれますが、その分早く効果が切れてしまいます。
隣の食材が凍ってしまうほど強力な冷気を放ちます。
筆者が愛用している「クーラーショック」は、隣に食材を置いても凍らないし長持ちして便利です。気になる方は下記の記事をチェックしてみてください。
ロゴス「氷点下パック」の持続時間
ロゴスの保冷剤「氷点下パック」には、『倍速凍結』と『GT-16℃』の2種類があります。
それぞれで持続時間だったり表面温度が違うので下記の表を参考にしてください。
商品名 | 氷点下パック 「倍速凍結」 | 氷点下パック「GT-16℃」 |
---|---|---|
タイプ | ハード | ハード |
持続時間 | 7時間 | 6時間 |
凍結時間 | 18~24時間 | 36~48時間 |
表面温度 | 約-12℃ | 約-15℃ |
参考価格 | M:1,265円 L:1,595円 XL:1,870円 ミニ:1,375円 | 600g:1,155円 900g:1,485円 1,200g:1,650円 ミニ:1,265円 |
おすすめ度 |
持続時間はロゴスが独自の計測方法で行った実験結果です。
結果を見ると、「倍速凍結」と「GT-16℃」では持続時間に1時間の差があり、「倍速凍結」のほうが長持ちするのが分かります。
表面温度が「GT-16℃」のほうが低いので、その分早く溶けるといったイメージです。
考え方としては、真夏に冷房の温度を下げるとその分電力を多く消費するのと一緒です。
「GT-16℃」のほうがより低い温度で冷やしてくれますが、その分溶けるスピードも早くなる。
ロゴス氷点下パック「倍速凍結」と「GT-16℃」の違いは、下記の記事で分かりやすく解説しているのでチェックしてみてください。
ロゴス「氷点下パック」を上手に使うコツ!
思ったより早く溶けたり、表面温度が低すぎて隣の食材が凍ってしまったりと少し使いにくい印象の氷点下パックですが、上手に使うコツさえ理解していれば便利な保冷剤です。
ロゴス「氷点下パック」を上手に使うコツは下記の2点。
- しっかり凍らせる
- 冷凍用の保冷剤として使う
①しっかり凍らせる
ロゴス「氷点下パック」を最大限活用するには、完全に凍結させることが必要不可欠です。
冷凍庫の設定を最強にして-20℃以下にし、48時間を目安に冷凍してください。
また、氷点下パックを重ねて置かないようにすると、しっかり凍ってくれます。
②冷凍用の保冷剤として使う
ロゴスの氷点下パックは冷却能力が高すぎて隣の食材が凍ってしまうため、アイスなど冷凍が必要な商品を冷やすのにピッタリ。
また、飲み物をキンキンに冷やしたいときにも使えます。
表面温度が低くて使いにくい印象の氷点下パックですが、冷凍食品専用として使うことで効率的に冷却が可能です。
まとめ:ロゴス「氷点下パック」を最大限に活かすために
ロゴス「氷点下パック」を効果的に使うためには、適切な凍結と使用シーンの工夫が重要です。
完全に凍結させたうえで、冷凍が必要な食品に特化して利用することで、その性能を最大限に引き出せます。
また、クーラーボックスの性能や使用環境を考慮することも大切です。
これらのポイントを押さえて、アウトドアやキャンプでの食材管理を万全にしてください。
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