ワットノットの「ワンタッチバケット」は、キャンパーから超人気な収納コンテナ。
拡張性が高く自分に合ったカスタムをすることで、とても使い勝手の良い自分だけの収納コンテナに変身します。
そんな「ワンタッチバケット」ですが、
- ワンタッチバケットって、そもそもどんなコンテナ?
- ダイソーの製品がシンデレラフィットするって本当?
- 他にも便利なカスタム法を知りたい。
と感じている人も多いです。
そこで本記事では、ワンタッチバケットの基本スペックやディテール、特徴を徹底解説します。
さらに、通常モデルとヘビーデューティモデルの違いや、使い道、カスタマイズ方法なども紹介します。加えて、シンデレラフィットするダイソー製品や、便利すぎるカスタムアイテムもご紹介。
本記事を読めば、あなたもワンタッチバケットの魅力にハマること間違いなし!
それでは本題へ行きましょう。
ワットノットの「ワンタッチバケット」とは
ワットノットの「ワンタッチバケット」は、とても使い勝手が良くてキャンパーからも大人気の収納ボックスです。
まずは、ワンタッチバケットの基本スペックと特徴から見ていきましょう。
スペック
メーカー | WHATNOT(ワットノット) |
製品名 | ワンタッチバケット |
素材 | 【本体】ポリエステル 【ワイヤー】スチール 【底面】木・EPE、 【足キャップ】PVC |
展開時サイズ | 幅360mm×奥行250mm×高さ320mm |
収納時サイズ | 幅360mm×奥行250mm×高さ60mm |
重量 | 通常モデル:750g 帆布使用:800g HD(ヘビーデューティー):1,200g |
カラーバリエーション | 通常モデル:サンド、カモフラ、ダンボー HD(ヘビーデューティー):サンド、ブラック |
参考価格 | 通常モデル:1,980円(税込) HD(ヘビーデューティー):2,980円(税込) |
ワンタッチバケットは、通常モデルとHD(ヘビーデューティー)モデルの2種類あります。
HD(ヘビーデューティー)は通常モデルが頑丈になったバージョンで、価格は少し高くなりますがサイズは全く一緒です。
ただし、細かな違いがいくつかあるので、後ほど画像を交えながら分かりやすく紹介します。
ディティールと特徴
ワンタッチバケットは、左右両方のワイヤーを立ち上げることで自立する収納ボックスです。
使わない時には、コンパクトに収納することが可能。
材質には、軽くて丈夫な600デニールのポリエステルが使われているため、ハードに使っても簡単に破れることはありません。
また、底面には5つのゴム足があるため、地面からの湿気やダメージを防いでくれます。
側面には片側だけポケットがあります。
そして全面にベルトループが装着されているので、用途に合った自分だけのカスタマイズが可能です。
ワンタッチバケットは、シンプルな収納ボックスですね。
通常モデルとHD(ヘビーデューティー)の違い
通常モデルとHD(ヘビーデューティー)モデルの違いは、以下の3点です。
- ワイヤーの太さが2倍で強度がUP
- ワッペンが装着できるベルクロ追加
- ベルトループ追加で拡張性がUP
それぞれ画像を交えて分かりやすく解説します。
ワイヤーの太さが2倍で強度がUP
HD(ヘビーデューティー)モデルは、通常モデルより強度がアップしています。
なぜなら、ワイヤーの太さが2倍でより強固になっているからです。
実際に比較してみると、こんな感じでけっこう違います。
したがって、重い荷物を入れたり積載するときは、HD(ヘビーデューティー)のほうが安心して利用できます。
ワッペンが装着できるベルクロ追加
HD(ヘビーデューティー)は、ワッペンが装着できるベルクロが追加されています。
なので、オリジナリティーを出したい人には、HD(ヘビーデューティー)がおすすめ。
自分が好きなブランドのワッペンを付けたり、グループで合わせたワッペンを付けることで、自分だけのオリジナルなアイテムに仕上がります。
ワンタッチバケットは人気で持っている人も多いので、自分だけのアレンジができるとより魅力的なアイテムになりますね。
ベルトループ追加で拡張性がUP
ベルトループ追加で拡張性がUPし、さまざまなシーンで使いやすくなっています。
ベルトループにはカラビナやポーチを引っ掛けることができるため、様々なアイテムが収納可能です。
また、ナイフやホットサンドメーカーなども引っ掛けることができます。
収納ボックスの外側にあることで取り出しが簡単にできるので、使う頻度の多いものを引っ掛けておくと、とても便利です。
このように、通常モデルとHD(ヘビーデューティー)モデルの違いは、カスタマイズ性、拡張性、そして強度にあります。
両方持っていますが、僕がおすすめするならHD(ヘビーデューティー)モデルです。
ワットノット「ワンタッチバケット」のメリット・デメリット
- 価格が安い
- 拡張性があり便利
- カスタム動画が豊富で参考になる
- 埃が中に入る
- オシャレさはない
それぞれ解説していきます。
メリット①:価格が安い
ワットノット「ワンタッチバケット」の一番のメリットは、価格が安いことです。
通常モデルで1,980円、ヘビーデューティーで2,980円なので、とりあえずギアコンテナが欲しい人にもおすすめ。
ただ安いだけではなく、口コミも多く人気商品なので「安かろう悪かろう」ではなく、安心して購入できます。
5,000円を超えるコンテナも多数ある中で、この価格で購入できるのは嬉しいですね。
価格が安いうえに品質や機能性も十分なので、コストパフォーマンスが非常に高いと言えます。
メリット②:拡張性があり便利
ワンタッチバケットは拡張性が高く、とても便利な収納コンテナです。
全ての面にベルトループが付いていて、自分好みの用途に合わせたカスタマイズが可能になります。
Amazonなどでモールシステム対応のポーチが多数販売されていますので、何を収納するか考えながら拡張していくのが楽しかったりもします。
ベルトループを装着してあるソフトコンテナは多数あるのですが、個人的にこのサイズ感がとても良いと思っていて、拡張するのにちょうど良い大きさなんですよね。
大きいサイズのコンテナを拡張してしまうと重たくなりすぎてしまうので、ワンタッチバケットくらいの大きさは扱いやすくて便利だと感じます。
メリット③:カスタム動画が豊富で参考になる
ワンタッチバケットはカスタム動画が豊富にあるため、どのようにカスタマイズすれば良いか迷ったときに参考になります。
気に入ったのがあればそのまま真似してもいいですし、そこからアレンジして自分だけのカスタマイズも可能です。
実際にポーチを付けた見た目だったりサイズ感を確認してから購入できるので、失敗もしにくくなります。
僕も色々な人のカスタム動画を拝見してから自分に合ったカスタマイズをして、使い勝手の良いコンテナが完成しました。
なので、カスタム動画がたくさんあるのはとても参考になり嬉しいポイントです。
デメリット①:埃が中に入る
ワンタッチバケットは開放型の収納ケースなので、中に埃が入りやすいです。
したがって、コンテナの中を定期的に掃除する必要がでてきます。
また、ちりやほこりが中に入る仕様上、シェラカップなどの食器類を入れるのも躊躇します。
もしシェラカップなどを入れたい場合は、シェラカップケースに一度入れてから収納すると、食事の際も安心して使用できます。
とはいえ、開放型なので物の出し入れはとても楽です。
デメリット②:オシャレさはない
ワンタッチバケットは、デザインが箱みたいな感じでオシャレさはないと感じています。
ファッション性を重視する人には、デザイン面で少し物足りなさを感じるかもしれません。
とはいえ、実用性は申し分ないですしシンプルで使いやすいギアコンテナです。
おしゃれキャンパーでインスタを運用している人はあまり使ってませんが、ソロキャンパーで実用面を重視している人が使っている印象ですね。
なので、見た目にあまりこだわりがなく実用性を重視している人には、おすすめのギアコンテナです。
ワットノット「ワンタッチバケット」の活用法
ワンタッチバケットの最大の魅力は、なんと言っても「拡張性」でしょう。
なので、ワンタッチバケットを購入するならカスタムを前提に購入することをおすすめします。
逆にカスタムなしでワンタッチバケット単体での使用だと、ワンタッチバケットの魅力を活かせないです。
カスタムは基本的に外側にポーチなどを装着していくことになるので、どちらかというと小物の整理に向いています。
具体的には、ナイフだったり小型のLEDランタンを収納できるので、その辺りがぐちゃぐちゃしていてきっちり収納したい人におすすめです。
なので、ある程度収納するものを想像できるとうまく活用できるかと。
僕はナイフや小型のLEDランタンを、すぐに取り出せる所に収納しておきたかったので、ワンタッチバケットを購入しました。
拡張におすすめのポーチ類も後ほど紹介するので、想像しやすくなると思います。
ダイソーのボックス&フタがシンデレラフィット
みなさんが紹介していて有名な情報ですが、ワンタッチバケットと「ダイソーのスクエア収納BOX&フタ」が、シンデレラフィットします。
ダイソーのスクエア収納ボックスを装着することにより、収納力や機能性が向上しより充実した使い勝手が実現できます。
フタと本体は、それぞれ別売りで販売されています。
ダイソーのボックスとフタがシンデレラフィットすることで、ワンタッチバケットの中に小物を整理して収納することができますし、フタを閉じることでホコリや汚れから中身を守ることが可能です。
これにより、埃が中に入るデメリットを解消できます。しかし、収納ケースへのアクセスは悪くなるので、必ずしもフタがおすすめというわけではありません。
とはいえ、重宝するシーンもあります。具体的には、汚れがつきそうな物を別々で収納したいときに便利です。
僕の場合、洗い物で使うスポンジ・タワシ・洗剤などを収納しています。この洗い物類の収納に悩んでいたので、僕はとても重宝しています。
ダイソーのボックス&フタとワットノット「ワンタッチバケット」を組み合わせることで、便利に使う工夫が色々考えられるので、自分に合った使い方をぜひ試してみてください。
カスタムすると利便性アップ
ワンタッチバケットはカスタムすることにより利便性が向上し、より使い勝手の良い収納アイテムへと変身します。
そしてカスタムにおすすめなアイテムが以下の4つ。
- Azarxis Molleポーチ ミニ 2点セット
- Azarxis 水筒ポーチ MOLLEシステム
- JINGYUKJ ゴールゼロ ケース
- TRIWONDER アクセサリーポーチ Molle対応
Azarxis Molleポーチ ミニ 2点セット
カスタムアイテムの中でも1番のおすすめは「Azarxis Molleポーチ ミニ 2点セット」です。
このポーチはサイズ感がちょうど良いため、幅広い収納が可能になります。
中も小分けができるようになっていて、複数のアイテムを入れてもぐちゃぐちゃになることもありません。
また、ワンタッチバケットのサイドの幅にピッタリ収まるサイズで、見た目も良いです。
僕はこのポーチに
- モバイルバッテリー
- 少し大きめのLEDランタン
- 火起こしグッズ
を収納しています。
ポーチの背面にモールストラップが2本あるので、ワンタッチバケットの側面のベルトループに通して、取り付けできます。
僕が取り付けているベルトループは、通常のワンタッチバケットには無いので注意してください。HD(ヘビーデューティー)だけの仕様です。
何かと収納できて便利なので、「Azarxis Molleポーチ ミニ 2点セット」はおすすめのカスタムアイテムです。
Azarxis 水筒ポーチ MOLLEシステム
次に紹介するのが「Azarxis 水筒ポーチ MOLLEシステム」です。
名前の通り水筒を入れるためのポーチで、立体的で細長な物を入れるのに役立ちます。
なので、水筒はもちろんのこと「CB缶・大きめのナイフやナタ・ハサミ・トング」など細長い形状のアイテムを収納するのに便利です。
ポーチの底はメッシュになっていて、水筒から飲み物が漏れても底にたまらず乾きやすい仕様になっています。
また、ポーチの入り口部分は巾着のように絞れるので、アイテムが落ちる心配もありません。
僕はこのポーチに
- 大きめのナイフ
- シャークソー(のこぎり)
- ハサミ
を収納しています。
こちらのポーチも背面にモールストラップが2本あるので、ワンタッチバケットのベルトループに通して取り付けできます。
僕はワンタッチバケットの後ろ側に、「Azarxis 水筒ポーチ MOLLEシステム」を取り付けています。
JINGYUKJ ゴールゼロ ケース
「JINGYUKJ ゴールゼロ ケース」は、ゴールゼロや小型のLEDランタンを収納できるアイテムです。
小型のLEDランタンを複数所持していて、収納に悩んでいる人におすすめ。
ポーチを開けると、ライトを固定するためのコンパートメントが両側にあります。コンパートメントの広さが前後で違うため、ゴールゼロを固定できるのは5個までです。
一か所だけ広めの箇所があるので、小さいシェードとかなら固定できます。
僕はこのポーチに
- ゴールゼロ(Goal Zero)
- ゴールゼロの類似品
- NATURA 『B.F.F』
などの小型LEDランタン全般を収納しています。
38exploreの「38灯 ミヤビ」は固定できなくはないですが、かなりぎゅんぎゅんになるので僕は入れてません。
こちらのポーチも背面にモールストラップが2本あるので、ワンタッチバケットのベルトループに通して取り付けできます。
僕はワンタッチバケットの後ろ側に、「Azarxis 水筒ポーチ MOLLEシステム」と「JINGYUKJ ゴールゼロ ケース」を並べて取り付けています。
TRIWONDER アクセサリーポーチ Molle対応
最後に紹介するのが、「TRIWONDER アクセサリーポーチ」です。
このポーチは、ナイフ専用のポーチという認識でOK。なので、ナイフの収納に困っている人におすすめのアイテムです。
中はしっかりナイフを固定できるようになっています。
僕はこのポーチに
- モーラナイフ (Morakniv) コンパニオン
を収納しています。
モーラナイフがピッタリサイズなので、少しでも大きいと入らないです。Amazonでモーラナイフと並んで人気の「MOSSY OAK ナイフ」だと入りません。
こちらのポーチも背面にモールストラップがあるので、ワンタッチバケットのベルトループに通して取り付けできます。
僕はワンタッチバケットの側面に取り付けていて、「Azarxis Molleポーチ ミニ 2点セット」の上に装着しています。
ここまで4つのカスタムアイテムを紹介しましたが、ワンタッチバケットをカスタムすることで利便性がアップし、より使い勝手の良い収納アイテムとなります。
上記のカスタムアイテムを参考にして、自分だけのオリジナルワンタッチバケットを作成してみてください。
シンデレラフィットする3つのアイテム
ワンタッチバケットの内部収納をより効率的に活用するために、シンデレラフィットする3つのアイテムをご紹介します。
- WHATNOT ソフトコンテナ
- WHATNOT マルチストレージケース ワイド
- WHATNOT マルチストレージケース トール
3つとも同じWHATNOTの製品で、ワンタッチバケットにピッタリ収まるように作られています。
したがって、ワンタッチバケットの中の収納をより有効活用でき、なおかつ整理整頓できるアイテムです。
それでは1つずつ紹介していきます。
①:WHATNOT ソフトコンテナ
WHATNOT ソフトコンテナは、ワンタッチバケットにぴったり収まるサイズで、さまざまな小物を整理整頓するのに役立つアイテムです。
自由に取付け可能な仕切板が2枚付属していて、入れる小物の大きさに応じて仕切り板の場所を自由に変更できます。
ワンタッチバケットにジャストサイズで、2つまで収納が可能です。
細かいものをスッキリ収納できるとても使い勝手の良い収納コンテナです。
②:WHATNOT マルチストレージケース ワイド
WHATNOTマルチストレージケース ワイドも、ワンタッチバケットにぴったりサイズで、幅広い用途に対応できる収納ケースです。
仕切りがあり、小物を分けて収納することができるので、整理整頓がしやすくなります。
ワンタッチバケットの横幅とジャストサイズで、4つまで収納が可能です。
調理器具用など、用途に分けて収納するのに便利そうです。
③:WHATNOT マルチストレージケース トール
WHATNOTマルチストレージケース トールも、ワンタッチバケットにぴったりサイズで、高さがある収納ケースです。
こちらの商品も仕切り板が付属されているので、4つまで区別して収納できます。
高さがあってCB缶が収まるサイズなので、燃焼器具一式をまとめて収納すると使用すときに便利です。
このケース実は、「ベアボーンズレイルロードランタン」がシンデレラフィットするので、収納ケースを探している人にもおすすめ。
WHATNOTマルチストレージケース トールの高さと、ワンタッチバケットの奥行が同じなので、寝かせて入れればピッタリ入ります。
ただ1つしか入らないうえに微妙な隙間もできるので、1つの収納ケースとして運用するのが実用的です。
ワンタッチバケットにシンデレラフィットするアイテムを活用することで、収納スペースをより効率的に使い、整理整頓が容易になります。
ぜひ、上記のアイテムを取り入れて、ワンタッチバケットを上手に活用してみてください。
ワンタッチバケットをおすすめできる人
ワットノット「ワンタッチバケット」は、実用性と拡張性に優れた収納ケースなので、オシャレを気にせず自分だけのカスタムを楽しみたい人におすすめです。
また、荷物が多くなるファミリーキャンパーよりは、コンパクトに収納したいソロキャンパーに向いている収納ケースだと使っていて実感しました。
今回は実際に僕が使っている拡張アイテムを紹介しましたが、自分のスタイルに合わせたカスタムを考えるのも楽しみの一つです。
なので、カスタムが好きな人には本当におすすめの収納ケースです。
自分のキャンプスタイルに合わせて使い勝手を向上させることができるので、ぜひ試してみてください。
まとめ:ワンタッチバケットをカスタムして自分だけの収納コンテナに!
今回はWHATNOTの「ワンタッチバケット」と、カスタム法を紹介しました。
「ワンタッチバケット」はコスパが良く単体としても優秀ですが、やはりカスタムをして本領発揮をする収納コンテナです。
カスタムして収納を拡張することでキャンプ道具が一気に片付くので、ぜひ自分だけのカスタムを楽しんでみてください。
最後に、カスタムで紹介したアイテムのリンクを貼っておきますね。
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