キャンプの醍醐味といったら焚き火。
しかし、その焚き火を安全に楽しむための「火消し壺」の必要性に、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
荷物が増えるのは避けたいけど安全は最優先。そんなジレンマを抱えている方に、火消し壺がなぜ必要なのか、そしてもし持っていかない場合どのような代用品があるのかを詳しく解説します。
また、おすすめの火消し壺5選も紹介しているので、自身のキャンプスタイルにあった最適な手段で安全なキャンプを楽しんでください。
火消し壺や代用品を扱う場合、必ず容器が熱くなるのでグローブは必須です。下記でおすすめのキャンプグローブを紹介しているので、参考にしてみてください。
キャンプで火消し壺はいらない?持っておくと安心!
結論から言うと、キャンプで火消し壺があるほうが安心してキャンプを楽しめます。
なぜなら、火消し壺があれば安全かつ確実に火を消せるからです。
ただし絶対に必要という訳ではなく、必要になるシーンや必要ではないシーンがあるので解説していきます。
火消し壺が必要になるシーン
火消し壺が必要になるのは以下のようなシーンです。
- 焚き火やバーベキュー後の消化
- 緊急時の消化
- 灰捨て場がないキャンプ場
これらのシーンでは火消し壺があると、安全かつ効率的に対応できます。
緊急のことも起こることを考慮すると、火消し壺を持っておくと安心できますね。
火消し壺がいらないシーン
一方で全てのキャンプシーンで火消し壺が必要な訳ではありません。
- 焚き火やバーベキューをしない
- 焚き火を早めに終わる
- 代用品を持ってきている
これらの状況では、火消し壺がなくても大丈夫でしょう。
自分のキャンプスタイルに合わせて火消し壺が必要かどうか見極めましょう。
筆者は火消し壺がなくて困った経験があるので、念のため持って行くようにしています。
火消し壺のメリット・デメリット
さらに火消し壺のメリットとデメリットを把握して、持って行くかどうか見極めていきましょう。
メリット①:遅くまで焚き火を楽しめる
火消し壺があると、遅くまで焚き火を楽しめます。
熾火になった薪の自然消化を待つと時間がかかりますが、火消し壺なら素早く消化できます。
また、火消し壺に入れておけば風が吹いたときでも安心です。
したがって、焚き火を存分に楽しみたい方は、火消し壺を持って行くことをおすすめします。
メリット②:炭の再利用ができる
火消し壺があれば炭の再利用が可能です。
バーベキューが終わったらすぐに炭を火消し壺に移しておけば、後日また再利用できます。
すぐ灰になる炭を使うより、備長炭を何度か再利用したほうが結果的にコスパは良くなりますし、炭を買いに行く手間も省けますし。
したがって、炭でバーベキューを楽しむ方は火消し壺があると便利です。
メリット③:安全に消化できる
火消し壺があると安全にキャンプを楽します。
火消し壺を使うことで、自然に消化するのを待たなくてよいため、風で火の粉が飛び散るリスクを回避できます。
テントで使われているナイロン生地は燃えやすいので、火の粉には細心の注意が必要です。
したがって、火消し壺を使うことで安全にキャンプを楽しめます。
夜になって急に風が出てくる場合もあるので、念のため火消し壺を持っておくと安心です。
デメリット①:荷物が増える
火消し壺は持っていくと便利ですが、荷物が増えてしまうというデメリットもあります。
特に、徒歩やバイクで移動するキャンプでは、荷物が増えるのは致命的。
したがって、自分のキャンプスタイルに合わせて代用品も賢く使いながら、火消し壺を持参するかどうか決めるのが大切です。
火消し壺は代用品を使う人も多いです。
火消し壺の代用品5選!
薪や炭を消化するのに必ずしも「火消し壺」が必要という訳ではなく、以下の5つのアイテムで代用が可能です。
- クッカー
- 飯盒(はんごう)
- アルミホイル
- オイルポット
- お菓子の缶
①:クッカー
クッカーは、キャンプで調理するときに使うアイテムですが、火消し壺としても使えます。
そもそも火にかけるアイテムなので耐熱性がありますし、蓋でしっかりと密閉できるため素早く消化できます。
筆者も初めてのキャンプで火消し壺がなくて困ったときに、クッカーで代用しました。
②:飯盒(はんごう)
飯盒は、キャンプでご飯を炊くための道具ですが、火消し壺としても活躍します。
クッカーと同様に蓋があるため素早く消化ができますし、取っ手があって持ちやすいです。
したがって、飯盒は非常に便利な火消し壺の代用品になります。
③:アルミホイル
アルミホイルは、炭を包んで火を消すのに役立ちます。
この方法は、少量の炭を素早く消火したい時に便利です。
アルミホイルはコンパクトで荷物がかさばることもありませし、お手軽に使用できます。
ただし、薄いアルミホイルだと簡単に穴が開いてしまうので、極厚タイプのものを使うようにしましょう。
尾上製作所のBBQお助けシートがおすすめ!
④:オイルポット
オイルポットは使った油を入れる容器ですが、火消しにも使えます。
蓋でしっかり密閉でき、素早い消化が可能です。
100均でも購入できるため、とにかく価格を抑えたい方にはオイルポットがおすすめ。
⑤:お菓子の缶
お菓子の缶も、火消し壺の代用品として使えます。
ディズニーやユニバのお土産で人気なので、家にある方も多いと思います。
家にあればそのまま火消し壺として代用できるので、実質0円で家計にも優しい代用品です。
【あると安心】おすすめの火消し壺5選
ここまでは代用品を紹介しましたが、安全を求めるなら火消し壺が必須です。
火消し壺だと密閉性が良いですし、蓋をロックできるので傾いても中身が出てくる心配もありません。
したがって、安全を第一にするなら火消し壺を購入を検討しましょう。
火消し壺のおすすめは以下の5点。
- OUTBEAR 火消し壺
- CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) 大型 火消しつぼ 火起し器セット M-6625
- CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) 火消しツボ 和膳亭MK-1474
- BUNDOK(バンドック) チャコール 缶 BD-440 火消し壺
- LOGOS(ロゴス) ポータブル火消し壺
①:OUTBEAR 火消し壺
ステンレス製の火消し壺で、アルミやスチールと比べてサビに強く耐久性も抜群です。
また蓋にはパッキンが装着されていて密閉性が良いため、素早く消化できます。
帆布の袋が付属されているのも嬉しいポイント。
筆者も愛用している火消し壺です。
OUTBEAR火消し壺のレビューを知りたい方は下記をチェック!
②:CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) 大型 火消しつぼ 火起し器セット M-6625
火起し器がセットになった火消し壺で、再利用するときの火起こしも簡単にできてBBQでは重宝します。
また蓋も固定できるため、中身がこぼれる心配もいりません。
Amazonでの評価も多いため、火消し壺で迷ったらこちらの商品を選べば間違いないでしょう。
人気がある火消し壺です。
③:CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) 火消しツボ 和膳亭MK-1474
キャプテンスタッグの和膳亭は、陶器でできた火消し壺です。
和の雰囲気で見た目は良いですが、陶器なので取り扱いには注意が必要。
蓋も固定できずサイズも小さめなので、家で七輪をよく使う方におすすめの火消し壺です。
機能性より見た目を重視した火消し壺。
④:BUNDOK(バンドック) チャコール 缶 BD-440 火消し壺
BUNDOKのチャコール缶は、シンプルで使いやすい火消し壺です。
蓋も固定できますし、サイズも大きめであらゆる場面に対応できます。
また価格もAmazonで1,000円代で購入できるのも嬉しいポイント。
シンプルかつ価格が安くて使いやすい火消し壺。
⑤:LOGOS(ロゴス) ポータブル火消し壺
LOGOSのポータブル火消し壺は、アルミ製の火消し壺です。
シルバーとブラックの見た目がとても良く、高級感があります。
その分、価格も今回紹介した火消し壺の中では1番高いですが、所有欲を満たしてくれるような火消し壺です。
ブラックとシルバーがかっこいい。
まとめ:火消し壺はあると安心!代用品もうまく使おう!
今回は火消し壺の必要性と代用品、おすすめの火消し壺5選を紹介しました。
キャンプで必ずしも必要という訳ではありませんが、持っておくと安心なのは間違いありません。
安全かつ快適なキャンプを楽しむために、適切な火消し壺の選択や代用品の利用を検討してみてください。
それぞれのキャンプスタイルに最適な選択をすることで、自然を楽しみながらも安全を確保することができるでしょう。
- クッカー
- 飯盒(はんごう)
- アルミホイル
- オイルポット
- お菓子の缶
今回紹介したおすすめの火消し壺5選。
今回は以上です。それではまた。
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