キャンプでは火を使ったり、ナイフを扱ったりすることが多いため、手を保護するためにキャンプグローブが必要す。
しかし、初めてキャンプグローブを選ぶ人にとっては、
- キャンプグローブにはどんな種類がある?
- キャンプグローブの選び方が分からない。
- 素材による違いは?
と感じている人も多いです。
そこでこの記事では、キャンプグローブの基礎知識から、自分に合った選び方、僕がおすすめするキャンプグローブ9選まで紹介していきます。
この記事を読むことで、キャンプグローブを選ぶ際のポイントが分かり、自分に合ったキャンプグローブを選べるようになります。
自分に合ったキャンプグローブを選び、快適なアウトドアライフを送りましょう!
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キャンプグローブの基礎知識
まずはキャンプグローブの基礎知識を簡単に説明します。
キャンプグローブの種類
キャンプで使うグローブは以下の2つに分類され、種類によって作業用途が異なります。
- 作業用グローブ
- 焚き火用グローブ
作業用グローブ
作業用グローブは、薪割りやフェザースティックなどの様々な作業に適したグローブです。
牛革が主流でフィット感があるため、細かな作業に向いています。
耐熱グローブではないですが、薪をくべたり高温になった調理器具を少し持つ程度は可能です。
焚き火用グローブ
焚き火用グローブは、焚き火作業や高温になった調理器具を持つのに適したグローブです。
耐熱仕様になっているので熱には強いですが、フィット感がないので細かな作業には向いていません。
キャンプでは焚き火で調理することが多いので、必需アイテムと言えます。
キャンプグローブの素材
キャンプグローブの素材には、主に以下の3つがあります。
- 綿やポリエステル
- アラミド繊維
- 牛革(レザー)
綿やポリエステル
綿やポリエステルは通気性に優れていて、軽量な素材です。
また、肌触りがよいため、長時間の使用でもストレスを感じにくい素材となっています。
ただし、防水性や保温性には欠けるため、雨天や寒冷地での使用には向いていません。
アラミド繊維
アラミド繊維は、耐久性、強度、衝撃吸収性に優れたスーパー繊維です。焚き火用グローブに使用されることが多く、高温のスキレットなどを持つときに重宝されます。
耐熱温度は500℃と高いため、安心して熱いものを持てるでしょう。
また、アラミド繊維は耐摩耗性にも優れており、長期間使用することができます。
牛革
牛革は、耐久性に優れている素材です。牛革のグローブはフィット感が良いので、焚き火の準備などの細かな作業をするときに重宝されます。
耐熱温度は120℃とアラミド繊維に比べると劣りますが、少しの時間ならスキレットも持てます。
また、牛革は伸縮して手に馴染むため、使用するほどに手にフィットしていくのが特徴です。
キャンプグローブのサイズ
キャンプグローブのサイズ選びは、着け心地に直接関わってくるため、非常に重要です。
手袋は、小さすぎると指先が窮屈になり、大きすぎると作業性が悪くなります。
なので、実際に店舗に行ってフィット感を確かめてから購入すると、サイズ選びで失敗しません。
自分に合ったキャンプグローブの選び方
キャンプグローブを選ぶ際には、以下の3つを考慮する必要があります。
- 使い方や目的
- 手のサイズ
- 価格やデザイン
①:使い方や目的に合わせて選ぶ
キャンプグローブを選ぶときは、使い方や目的に合わせて選ぶことが大切です。
なぜなら、グローブの種類によって特徴やメリットが異なるからです。
作業用グローブは、薪割りや設営などの細かな作業に適していますし、焚き火用グローブは、焚き火作業や高温の調理器具を持つときに適しています。
このように、使い方や目的に合わせて最適な手袋を選ぶことが大切です。
②:手のサイズに合わせて選ぶ
キャンプグローブの選び方のもう一つのポイントは、手のサイズに合わせた選び方です。
グローブが大きすぎると作業性が悪く、小さすぎると指が入らなかったり圧迫感があります。
作業性が悪いとグローブを外してしまうこともありえるので、作業性はとても重要です。
手のサイズに合ったグローブを選ぶことで快適なキャンプができるため、しっかりサイズを確認して選びましょう。
③:価格やデザインで選ぶ
価格やデザインは、グローブを選ぶ上で重要な要素の一つです。
一般的に価格が高いグローブは、高品質で耐久性があるため長持ちします。一方、価格がやすいグローブは、初心者やキャンプの頻度が少ない人には適しています。
また、デザインやカラーよっても好みがわかれるため、見た目が気に入ったグローブを選ぶのもいいでしょう。
どのキャンプギアでも価格とデザインは重要なポイントなので、自分に合った価格やデザインのグローブを選ぶことが大切です。
【人気の高い商品を厳選】おすすめのキャンプグローブ9選!
数あるキャンプグローブの中でも人気の高いおすすめ商品を9つ紹介します。
タップすると、見たい所へ飛べます。
【フィット感抜群】あらゆる作業におすすめの万能グローブ
メーカー | グリップスワニー(Grip Swany) |
製品名 | G-1 ベーシックモデル |
素材 | アメリカ産牛皮革/ケブラー |
耐熱温度 | 表記なし(牛革なので約120℃) |
サイズ展開 | S、M、L、XL |
参考価格 | 7,700円(税込) |
キャンプグローブといえば、グリップスワニー(Grip Swany)と言われるほどで、性能が高く品質の良さが特徴です。
中でもG-1グローブは人気で、アウトドアでの作業全般に適しています。
フィット感が抜群に良いため、薪割りやバトニング、ペグ打ちなどの細かな作業がとてもやり易いです。
また、耐熱仕様ではありませんが、熱い調理器具も数秒程度なら持てるので、万能的に使えるおすすめのグローブです。
薪割りなどの作業に向いているグローブです。
【耐熱温度500℃】焚き火におすすめのスキレット用耐熱グローブ
メーカー | ネイチャーハイク(Naturehike) |
製品名 | ネイチャーハイク 耐熱グローブ |
素材 | 外層:牛革 中間層:難燃性素材 里層:綿布 |
耐熱温度 | 500℃ |
サイズ展開 | M、L |
参考価格 | 2,690円(税込) |
ネイチャーハイクの耐熱グローブは、『牛革・難燃性素材・綿布』の三層構造で作られています。
そのため、耐熱温度は驚異の500℃に達し、熱くなったスキレットも難なく持つことが可能ですし、中は綿が使われているので手触りが良く蒸れにくいです。
また手首まで覆うくらいの長さがあるため、火の粉もしっかりガードしてくれます。
それでいて価格もリーズナブルなので、初めての焚き火グローブとしても購入しやすいです。
焚き火や熱くなった物を持つのに向いているグローブです。
【女性にもおすすめ】レディース向けおしゃれな焚き火グローブ
メーカー | ノルディスク(Nordisk) |
製品名 | トーデン レザーグローブ |
素材 | 本革 |
耐熱温度 | 表記無し |
サイズ展開 | フリー |
参考価格 | 7,260円(税込) |
おしゃれな女性におすすめなのが、ノルディスク(Nordisk)のトーデンレザーグローブです。
ノルディスク(Nordisk)は誰もが憧れるようなブランドで、特に女性から人気があります。
テントが有名ですが、小物もおしゃれなアイテムが揃っていて、グローブも見た目がかわいくておしゃれです。
またグローブの性能としても、本革に裏地もちゃんと付いていて手首までしっかり覆う長さがあるので、焚き火などでも安心して使えます。
価格は高めですが、見た目もこだわるおしゃれキャンパーさんなら、候補の筆頭になるグローブです。
焚き火や熱くなった物を持つのに向いているグローブです。
【初心者におすすめ】価格と性能のバランスが良いグローブ
メーカー | グリップスワニー(Grip Swany) |
製品名 | G-70 ビギナー用キャンプグローブ |
素材 | アメリカ産牛皮革 |
耐熱温度 | 表記なし(牛革なので約120℃) |
サイズ展開 | KIDS、S、M、L、XL |
参考価格 | 3,850円(税込) |
これからキャンプを始めるキャンプ初心者におすすめなのが、グリップスワニー(Grip Swany)のG-70ビギナー用キャンプグローブです。
先ほど紹介したG-1の下位モデルといった感じで、G-1と比べて品質は劣りますが価格も半額になっています。
実際に使ってみると、とても使い勝手が良くて作業しやすいグローブです。
なので、これからキャンプデビューする人はG-70が購入しやすくておすすめです。
薪割りなどの作業に向いているグローブです。
【ワークマンで揃える】1,000円以下で大人気なフィールドグローブ
メーカー | 東和コーポレーション |
製品名 | フィールドグローブ |
素材 | 牛床革 裏:綿 |
耐熱温度 | 表記無し |
サイズ展開 | ジュニア、S、フリー |
参考価格 | 580円(税込) |
とにかく価格を抑えたい人には、ワークマンのフィールドグローブがおすすめです。
1,000円以下で購入できるのに、牛床革と綿が使われているので、耐摩耗・耐熱性に優れています。
また、洗濯も可能になっているため汚れたらすぐに洗えますし、価格も安いので気にせずガシガシ使っていけるのも良い点です。
ちなみに、ワークマンのオリジナルではなく、東和コーポレーションが製造してワークマンで販売しています。
僕が調べた感じではネットでの販売はないので、ワークマンの店舗に行って購入する必要があります。
薪割りなどの作業に向いているグローブです。
【ワークマンで揃える】コスパ最強な焚き火用耐熱グローブ
メーカー | 東和コーポレーション |
製品名 | EXTRAGUARD TAKIBIケブラー 牛床革手袋 |
素材 | 牛床革 裏:ポリエステル 当て:表革 |
耐熱温度 | 表記無し |
サイズ展開 | フリー |
参考価格 | 1,480円(税込) |
焚き火用にコスパ最強のグローブが欲しい人には、ワークマンのEXTRAGUARD TAKIBIケブラー 牛床革手袋がおすすめです。
フィールドグローブより牛床革が分厚いので、耐熱性と耐久性に優れていて、手首までしっかりガードしてくれるセミロングタイプになります。
また、劣化しやすい部分には当付き加工で破れにくいですし、縫製の糸はケブラーというとても頑丈な糸を使用しているので、耐久性が高い焚き火グローブです。
フィールドグローブと同様に洗濯ができるのも嬉しいポイント。
こちらも東和コーポレーションが製造してワークマンで販売されていますが、ネットでも購入が可能です。
コスパが良い焚き火グローブが欲しい人には、おすすめの焚き火グローブになります。
焚き火や熱くなった調理器具を持つのに向いているグローブです。
ケブラーを使用していない少し安いタイプもあります。
【安心感抜群】グローブの超人気メーカー「GRIP SWANY」の焚き火グローブ
メーカー | グリップスワニー(Grip Swany) |
製品名 | [G-80] TAKIBI GLOVE |
素材 | 表:牛革100% 裏側:綿60%、ポリエステル40% 中綿:綿50%、ポリエステル50% |
耐熱温度 | 表記無し |
サイズ展開 | フリー |
参考価格 | 4,400円(税込) |
長持ちする焚き火グローブが欲しい人には、グリップスワニー(Grip Swany)のG-80 TAKIBI GLOVEがおすすめです。
グローブを代表するメーカーで、品質・素材ともに信頼できます。
耐熱性能は十分で、ダッチオーブンなど熱いものも持てますし、中が綿とポリエステルなので吸汗性もあり、着け心地が良いです。
見た目もかっこいいですし、キャンプ界隈では有名なメーカーなので所有欲も満たされますね。
あまりに安い商品は「安かろう悪かろう」になりかねないので、初めから信頼できるメーカーでの購入をおすすめします。
焚き火や熱くなった調理器具を持つのに向いているグローブです。
【定番】アウトドアメーカーの王道「SNOW PEAK」の焚き火グローブ
メーカー | スノーピーク(snow peak) |
製品名 | ファイヤーサイドグローブ |
素材 | アウターグローブ:スエード革(ケブラー糸使用) インナーグローブ:ポリエステル・コットン |
耐熱温度 | 表記無し |
サイズ展開 | フリー |
参考価格 | 8,448円(税込) |
アウトドアメーカーの王道、スノーピーク(snow peak)が販売している焚き火グローブが、ファイヤーサイドグローブです。
価格は高い印象を受けますが、品質には定評がありますし質感もとても良いグローブです。
このグローブはアウターグローブとインナーグローブが別れており、インナーが着脱式となっています。
この二重構造おかげで、耐熱性能は申し分ないですし、インナーを取り外して洗うことも可能です。
清潔にグローブを使いたい人に、おすすめのグローブになります。
焚き火や熱くなった調理器具を持つのに向いているグローブです。
【アラミド繊維】強度や耐久性に優れた最強の耐熱グローブ
メーカー | ペトロマックス(Petromax) |
製品名 | アラミドプロ300グローブ |
素材 | アラミド繊維、レザー |
耐熱温度 | 300℃ |
サイズ展開 | フリー |
参考価格 | 6,160円(税込) |
とにかく強度や耐久性に優れた耐熱グローブが欲しい人には、ペトロマックス(Petromax)のアラミドプロ300グローブがおすすめです。
アラミド繊維はスーパー繊維とも呼ばれていて、強度や耐熱性、難燃性に優れています。
なので熱くなったスキレットも長時間持つことが可能ですし、炭を直接持っても熱くないです。
ただし、グローブのサイズが大きめなので、手が小さい人は注意してください。
ガシガシ大胆にグローブを使っていきたい人に、おすすめのグローブです。
焚き火や熱くなった調理器具を持つのに向いているグローブです。
キャンプグローブを使うときの注意点とお手入れ方法
キャンプグローブを扱う上で、知っておいた方がよい注意点とお手入れ方法を簡単に紹介します。
キャンプグローブを使うときの注意点
キャンプグローブは、キャンプでの調理や火起こし、薪割りなど様々な場面で活躍する便利なアイテムです。
しかし、使い方によっては怪我をする恐れがあるので、注意点する必要があります。
- 焚き火や熱い物を持つときは、耐熱仕様のグローブを使う
- 薪割りやナイフを扱うときは、フィット感が良く作業性の良いグローブを使う
要するに、使用目的に合ったグローブを使うことが大切です。
耐熱でないグローブでも熱いものを持てますが、耐熱仕様の方がより安全です。
また、刃物を扱うときに作業性の悪いグローブを着用していると、ケガのリスクが高まります。
なので、作業用と耐熱用それぞれ1つずつ持っておくと、より安全に作業できます。
キャンプグローブのお手入れ方法
キャンプグローブは使用後に汚れを落としておきましょう。汚れを放置すると、菌や臭いの原因となり、グローブの劣化も早まります。
特に扱いの難しいレザーグローブについては、下記の記事でお手入れ方法を紹介しているので、チェックしてみてください。
キャンプグローブを長持ちさせるコツ
キャンプグローブはしっかりと手入れすることで長く使うことができます。以下のようなコツを実践して、グローブの寿命を延ばしましょう。
- 使用後は汚れを落とす
- 定期的にメンテナンスをする
- 直射日光を避け、風通しの良い場所に保管する
キャンプから帰った日は疲れもあるので、簡単に汚れだけ落としておいて、後日メンテナンスするのがおすすめです。
キャンプグローブでよくあるQ&A
キャンプグローブでよくある疑問にお答えします。
まとめ:キャンプグローブおすすめ9選の中から自分に合ったグローブを選ぼう
今回はキャンプグローブのおすすめ9選を紹介しました。
キャンプグローブがあると何かと便利なので、まだゲットしてない人は僕のおすすめグローブも参考にしながら検討してください。
また、キャンプにあると超便利なキャンプグッズを下記の記事で紹介しています。キャンプ初心者の方は参考になるはずです。
今回は以上です。快適なアウトドアライフを!
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