アウトドアやキャンプを楽しむ人にとって、クーラーボックス選びは重要なポイント。
そんな中、お手軽で使い勝手が良いソフトクーラーが注目を浴びています。
特にオーロラソフトクーラーとAOクーラーズは、その保冷力とデザイン性で注目を集めていますが、「どっちが本当に買いなの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、両ブランドを断熱構造や使い勝手、価格などさまざまな面で比較し、あなたのアウトドアライフに最適なクーラー選びをサポートします。
理想のアイテムを見つけるためのヒントが満載ですので、ぜひ読み進めてください。
他にも保冷力の高いソフトクーラー14選を下記の記事で紹介しているので、是非チェックしてみてください。
オーロラソフトクーラーとAOクーラーズはどっちが買い?
結論として、個々のニーズに合わせて選ぶのが賢明ですが、強いて僕がおすすめするなら「AOクーラーズ」です。
確かにオーロラソフトクーラーは保冷力が高いうえに価格も安くてコスパ最強のソフトクーラーですが、作りの良さでAOクーラーズに軍配が上がります。
AOクーラーズは部品の品質も良いですし、作りも丁寧で末永く使うことが可能。
したがって、価格は高いですが品質が良く耐久性が高い「AOクーラーズ」が僕のおすすめ。
オーロラソフトクーラーとAOクーラーズの違いを比較!
ソフトクーラーの中でも人気の2つのブランド「ラーテルワークス」と「AOクーラーズ」を、徹底比較していきます。
比較に使うアイテムは「オーロラソフトクーラーM」と「AOクーラーズ 24パック カーボン」。
比較する項目は下記の6つ。
- 断熱構造
- 品質
- 作りの良さ
- 使いやすさ
- 価格
- 見た目
1つずつ解説していきます。
①断熱構造
AOクーラーズは5層構造で、断熱材の厚みは19mm。ソフトクーラーの中でもトップクラスの厚みです。
対するオーロラソフトクーラーMも5層構造で、断熱材の厚みは20mm。AOクーラーズと断熱材の種類も厚みもほぼ同じです。
両者ともに5層構造の断熱材を採用しており、優れた保冷力を誇ります。
スペックから見る保冷力は互角と言えますね。
②品質
まずは、AOクーラーズの細部のパーツから紹介していきます。
ファスナーはYKKで絶対的な安心感。動きもスムーズですし強度もあります。
サイドのバックルも頑丈なパーツが使われています。
アウトドアシーンでの使用にピッタリなカーボン素材で、汚れや水にも強いです。質感も良くて高級感もあります。
一方で、オーロラソフトクーラーMのファスナーは自社製で、強度に不安が残ります。
バックルもAOクーラーズと比べると、クオリティーが低いです。
生地は1,680デニールのナイロン生地で丈夫。カーボン調素材と比べて、質感や高級感は劣ります。
主要部位の品質を比較しましたが、全てのパーツでAOクーラーズの品質の良さが目立ちました。
AOクーラーズは、頑丈で強度がある部品が使われているので、耐久性や見た目の高級感という点で優位に立っています。
価格が高いだけあって、品質の良さはAOクーラーズの圧勝。
③作りの良さ
作りの良さというところで、裁縫の丁寧さを見ていきましょう。
まずはAOクーラーズの裁縫から。テンションがかかる所はがっちり縫ってありますし、裁縫も丁寧でキレイです。
対するオーロラソフトクーラーMは、テンションがかかる所でも縫い目が1つですし、裁縫も少し雑な感じがします。
結果として、作りの良さや裁縫の丁寧さはAOクーラーズの圧勝。
したがって、AOクーラーズのほうが耐久性も高く、末永く活躍できるでしょう。
AOクーラーズは裁縫も丁寧でがっちり仕上げてあります。
④使いやすさ
使い勝手はどちらが良いのか見ていきましょう。
まずはAOクーラーズ。普段使うときは、サイドのバックルを留めてボックス型。
バックルを外してトート型にすれば、物の出し入れがやり易くなります。
対するオーロラソフトクーラーM。AOクーラーズと同様にボックス型、トート型どちらにも変形します。
加えて、オーロラソフトクーラーMはバックルを外すと平たくなるので、収納も場所をとりません。
使い勝手は、収納にも便利なオーロラソフトクーラーMに軍配が挙がります。
キャンプ帰りも平たくして積載できるので便利。
⑤価格
「AOクーラーズ 24パック カーボン」と「オーロラソフトクーラーM」の価格を比較していきましょう。
- オーロラソフトクーラーM
- 参考価格(税込):6,580円
- AO Coolers(エーオークーラーズ)24パック カーボン
- 参考価格(税込):20,900円
価格差にして、約3倍。
オーロラソフトクーラーMは、お手頃な価格設定がされており、初心者や頻繁にクーラーを使わない人にも魅力的です。
一方、AOクーラーズは、より高品質な作りを反映してやや高めの価格帯になりますが、その分の価値を感じられるでしょう。
⑥見た目
まずは「AOクーラーズ 24パック カーボン」の見た目から。カーボン素材はスタイリッシュで高級感があります。
僕がAOクーラーズの中でもカーボンを推す理由は見た目の良さ。
つづいて、オーロラソフトクーラーMの見た目。デザイン、材質ともにカジュアルな印象です。
両者を見比べてみましょう。
見た目は好みで分かれますが、アウトドア本格派には無骨なデザインのAOクーラーズがおすすめです。
オーロラソフトクーラーとAOクーラーズ!保冷力が高いのはどっち?
オーロラソフトクーラーとAOクーラーズの保冷力を検証するために、氷の溶け具合を比較しました。
検証に使用したクーラーボックスの詳細は以下の通り。
- ラーテルワークス オーロラソフトクーラーM
- 容量:24L
断熱材の厚み:20mm
価格:6,580円 - AOクーラーズ 24パック カーボン
- 容量:23L
断熱材の厚み:19mm
価格:20,900円
【検証内容】
- 9月下旬、最高気温31.3℃、屋外の日陰で検証
- コンビニで購入した1.1kgの氷と保冷剤1つをクーラーボックスに入れる
- 氷の残存率を計算して保冷力を比較
コンビニのロックアイス1.1kgの溶け具合で、保冷力を比較します。
クーラーボックスには保冷材も1つ入れて、よりリアルなキャンプシーンに近づけます。
検証スタート
- 9時00分
- 気温:25.7℃
- ロックアイス1.1kgと保冷剤を投入
3時間後
- 12時00分
- 気温:29.4℃
- オーロラソフトクーラーMの残存率:100%(溶けた氷0g)
- AOクーラーズ 24パック カーボンの残存率:99%(溶けた氷11g)
6時間後
- 15時00分
- 気温:31.3℃
- オーロラソフトクーラーMの残存率:90%(溶けた氷110g)
- AOクーラーズ 24パック カーボンの残存率:87%(溶けた氷140g)
9時間後
- 18時00分
- 気温:26.2℃
- オーロラソフトクーラーMの残存率:77%(溶けた氷249g)
- AOクーラーズ 24パック カーボンの残存率:75%(溶けた氷278g)
11時間後
- 20時00分
- 気温:24.8℃
- オーロラソフトクーラーMの残存率:72%(溶けた氷312g)
- AOクーラーズ 24パック カーボンの残存率:70%(溶けた氷333g)
分かりやすいように表にまとめると。
商品名 | オーロラソフトクーラーM | AOクーラーズ 24パック カーボン |
指標 | 氷の残存率 | 氷の残存率 |
3時間後 | 100% | 99% |
6時間後 | 90% | 87% |
9時間後 | 77% | 75% |
11時間後 | 72% | 70% |
検証した結果、なんと「オーロラソフトクーラーM」のほうが溶けた氷の量が少なく、僅差で保冷力対決で勝利しました。
AOクーラーズが勝つと思っていたのでビックリ。
今回の検証では、オーロラソフトクーラーMに軍配が上がりましたが、条件が違えばまた違う結果になったかも。
僕の考察だと、オーロラソフトクーラーMは中の生地がごわつくので、中の容積が小さくなり有利に働いた可能性があります。
とは言え、なんにせよ結果は結果なので、オーロラソフトクーラーMの保冷力は素晴らしいです。
保冷力抜群でコスパ最強のオーロラソフトクーラーMを詳しく知りたい人は、下記の記事をチェック!
まとめ:保冷力は互角だが作りの良さはAOクーラーズが勝利!
今回は、人気のソフトクーラー「AOクーラーズ」と「オーロラソフトクーラーM」を徹底比較しました。
両者とも保冷力はソフトクーラーの中でもトップクラスで、使用目的や頻度によって選ぶのが最適です。
しかし、耐久性や作りの細部にこだわるならば、AOクーラーズが一歩リードしています。
したがって、末永く愛用するならAOクーラーズでしょう。
僕が最もおすすめするソフトクーラー「AOクーラーズ 24パック カーボン」をもっと知りたい人は、下記の記事をチェック。
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